暑い暑い、連日の35度超えでもうぐったりですよー、、。
こんな日は、やはり冷たい物ですよねー、。そう、冷やし中華、、じゃなくって冷やしラーメンだ、、。
先日は平井のやなか草さんで白い豆乳冷やしを頂いた、ここは醤油味の冷やしも有るのだが、。
これは修行先であるちばき屋さん(本当は門仲の晴弘さんなのだが長くなるので割愛)の物を再現した物、。
ならは本家葛西のちばき屋さんで冷やしラーメンを頂くこととしましょう、、。

昼を外した午後1時過ぎ、待ちは有りませんが広い店内はほぼ満席、流石ですねーー、、、。
二人なので違う物をと、連れは冷やしも食べたかったのですが、久しぶりなのでラーメンも食べたいようです、。
なのでワンタン好きな彼女は醬油のワンタンメン、ここは塩のワンタンだと海老ワンタンになりますが、今回はノーマルの肉ワンタンだ、、。
私は当然冷やしラーメンだが、いつも通り途中でシェアしますから問題ないですよー、、。
当然ゆで時間や麺〆等で冷やしの方が遅い着丼だが、まずは冷やしラーメンの方から、、。

澄み切った醤油スープに浮かぶ油はごま油だ、、、。
ベースは鶏清湯を冷やして油を一切取り除いた物、これは街中華の冷やし中華にも通ずるスープだ、。
それに昆布やシイタケなどの乾物がかなり穏やかに使われたもの、、。
それらの突出した主張はなくグルタミン酸やイノシン酸、グアニル酸などのうま味成分を感じる、、。
やっぱり旨いなー、うんうん、、って、つくづくそう思う、、。滋味深いうまみのあるスープなのだ、、。
勿論塩分は控えめで、ついついレンゲが先行していきます、、。

麺は通常のラーメンと同じちばき屋さんの自家製麺、、。のれん分けのやなか草さんも晴弘も同じ麺である、、。
加水多めの細縮れ麺、昔ながらでかん水もしっかりと、玉子も入っていると思います、、。
小麦感があってかん水の化成臭も感じて、これまた懐かしい麺ですよー、、。
具は肩ロースチャーが秀逸で、冷たくても柔らかでとても美味しい、、。半玉にメンマに茹で海老までは行っていますよー、、。
そして布海苔だ、これがところてんを思わせてなんとも夏らしいではないか、、、。
カイワレの下にはラー油を採った残りの唐辛子油が隠されています、これが後半さわやかになってこれまたやられてしまいますねー、、、。
さすがに元和食料理人である千葉氏が作った冷やしラーメンである、一切のぬかり無しといったところでしょうかねー、、。
さて、ワンタンメンの方はどうでしょうか、、、。

これまた何ともにぎやかで美味しそうですよー、、、。
この盛り付けもちばき屋さんやなか草さん晴弘さん各三店ともほぼ一緒です、でも味は微妙に違うんですよー、なので各店行くのも楽しみでもある、。
実はこの温かいラーメンは私もかなり久しぶりなのだ、そのスープは、、、。
あれっ、前のイメージとちょっと違うぞー、、、。以前は先ず鶏がぷわっと来た、清湯ではあるが結構鶏ガラ感が強いスープだったと思う、、。
しかも浮かぶ油は鶏油で、これが玉に浮かんで更に鶏感を増していたのだが、、。
今回啜ったスープはまず来たのは昆布に節少なめの魚介である、、。なので以前よりもかなりあっさり、、。
いやいや、ちばき屋さんのラーメンはもともとがあっさりなのだが、これはその想像よりももっと上である、。
夏場だからチューンが変わったのかなぁ、、。それとも千葉さんは出身が東北の港町で、。震災後にいち早く復興の旗を揚げるべくまだ荒野の地元に食堂を開いて、現在は殆どそちらにいるという、、。
なので味が変わっちゃったのかなぁ、。でも味見には来ていると思いますのでね、ブレという範囲じゃないというのは連れも感じた同意見でした、、。
でもね、基本は同じでやっぱ旨いのよ、これまた蓮華が進むスープと、いやはや参りますねー、、。

ワンタンはシッカリと肉餡が入ったピロピロの皮でこれまた旨ーい、、。
麺も同上チュルっとして、縮れ具合がスープを引っ張る、流石のマッチングですよー、、。
スープに背油みたいなのが浮いていますねー、、、。
街中華にも有るこの手の浮遊物の正体はほぼ豚足だ、、。豚足のあの皮のコラーゲン部分が溶け出してこうなっているのが多い、コクが増しますねー、。
どうのこうの言ってもやっぱり人気店は外しませんねー、二人とも納得の満足で帰ってまいりました、、。
おいしかったですよー、、、ごちそうさまでしたぁーーー、、、。