ここは10年以上前から営業していたのだが、ラーメン屋だと知ったのはここ数年と割と最近、。
場所は東大赤門近くの交差点、新宿方面へ行くときには必ず通る通りの本郷通りと言問い通りの交差点の角にある、。

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この地でなんで神田なのかは不明です、調べても割と近くの末広町にもう一店舗有ったようだが現在は閉店と、。
でもラーメン屋さんであることを知るとやはり気になる、で、行って来ました、、。

店内はカウンターのみ7席で広くはなく色々な物がそこここに積まれていて整理された感じはしない、。
お店としては失格でそれを指摘するレビューも見受けられます、。
不衛生という訳では無いですが、それでも食品を扱うお店なので、その辺気になる方には難しいか、。

メニューはラーメンと焼豚ラーメンの2種類、それぞれが500円と750円と安い、、。
大盛は各100円増しでした、、。

ノーマルのラーメンを口頭注文です、、。

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初めに何故かカリカリの子梅が2ヶ付いてきます、味変というよりもこれかじって待っててねという感じ、。

登場したラーメンは至ってシンプルで美味しそうな佇まいをしていますよー、、、。

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バラ巻きチャーにメンマに海苔とネギ、透明度の有る醤油スープに浮かぶ油も最小限だ、。

そのスープは、、。まず啜る前から香っている生姜が来ます、そして穏やかなガラ主体の動物系、。
長ネギ、玉ネギ等の香味野菜が使われていて優しいチューンになっています、、。
全てがかなり控えめに使われていて、思い出したのは夜泣きそばですねー、、。

チャルメラを鳴らし夜の街中を流す、あの懐かしの味がしますよー、、、。
東京下町では私の若い頃は結構多かったんですよ、個人でやっている方も有れば、元締めの元手広くやっている屋台も有りました、、。
引き売りではなく定置型のも多く、ちょっと飲んでいくなんてのも良くやりましたねー、、。

東京の夜泣きそばといえば、。難波氏という方が元締めのホープ軒が一番だ有名だったでしょうかね、一時は100以上あったと聞きます、(だいぶ前に屋台は無くなりました)、。

そう、千駄ヶ谷(ここの店主牛久保さんが背油チャッチャの現在のホープ軒の味の創始者です、東京豚骨と呼ばれているのがそれです)や野方で有名なホープ軒は元は屋台だったんだすねー、、。
当然このホープ軒出身の方の店も多く、環七土佐っ子さんとか浅草(元は堀切)弁慶さんなどもそうだ(私が大好きな青砥ぜんさんも野方ホープ出身です)。


話を戻しましょう、、。
何かが突出するわけでもなく、かといって旨み成分が多いというわけではない、。
だが何かホッとする味、もうそう言うしか無いスープです、、。

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麺はかん水が多めのやはり昔ながらの細麺、、。
そう、すくない茹で湯と火力の屋台ではゆで時間が短いこの細麺が定番です、、。
これも屋台チックに感じる如意だ、でも悪くはないですよ、私こういう麺好きですからねー、。

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チャーシューは売りのようでバラの物、これは柔らかくも肉感を残して美味しい、、。
細いメンマも自家製のようで、業務物には無いしっかりとした食感も良い、仕込みには手抜きが無いのが良く解りますねー、、。


総じて生姜が効いた昔懐かしの醤油ラーメンというのが感想でした、、。
脂も多く無く醤油も強くないのでスルスルと行けました、。
これで500円なのは納得というよりもよく頑張ているなーといったところ、、。
店主さんにはこれからも頑張っていってほしいですねー、、。

ただし、お店のほうはちゃんと整頓しましょうね、。汚いわけではないので印象良くすれば女性には受ける味だと思いますしね、、。

ごちそうさまでした、、、。