いつも腹ペコの学生時代、そのパン屋は南千住に有った、、、。
私が子供の頃には東京球場という野球場が有った場所の近くだ、、。
この東京球場は当時東京オリオンズ、現在日本ハムファイターズの前身であるプロ野球チームのホームだったのだ、、。
今は区立の水泳場施設が立っていて、荒川区出身の北島康介氏の名前を冠した施設となっています、、。
その並びにこのパン屋さんはずっと有る、、、、。

高校生の頃は家へ帰るとまずはバイクを飛ばしてここへまっしぐらだ、、。
お目当てはこれですよー、、、。

揚げ物を挟んだパンだ、現在はこの値段だが当時は100円~120円だったんですよー、、。
しかももこの大きさがですねー、、、。

当時のまんまで30センチはある、、、。
メンチやコロッケ特にボリィーミーでこれ一つでもかなり満足できるのだ、、、。
かなり久しぶりに買ってみた、ここは11時ころからの営業なのだが、お客さんはひっきりなしだ、3時には終了してしまう、、。
そして常に揚げたてを挟んでの提供でこれもまだ温かい状態、、。
この大きさですから現在では完食するともう何もはいらない状態になるのは明らかなので、まずは半分にして食べて見ました、、。

ハムカツパンだ、懐かしぃなー、、、。
これが一番安くって100円だったから一番食べたかなぁ、、、、。
早速一口、、。食べる前に持ってみたときに解ってはいたのですが、パンが当時よりも柔らかくて上品な感じ、、、。
なので美味しくはなっているのですが当時の素朴なおいしさとは違います、、。
ここは総菜パンの店であるが、パンは自家製では無くて日暮里の提携パン店からの物なんです、、。
勿論この店側からのオーダーでしょうが、やはり昔のボソッとした硬くて張りのあるパンの方が美味しかったかなぁ、、、。
私の思い入れなんですがね、時代は進行しているという事なんだろう、、、。
マスコミでの取り上げも多い店ではあるので時流によりなのでしょうか、、。
でも挟んだハムカツは昔ながらの薄いハム、パン粉で上増ししたハムカツはやはり懐かしかったです、、。
私が知るだけでももう40年以上、この人気ならばこれからも続いていくでしょうねー、、。
当時を思い出してひちょっとセンチメンタルに、ほおばったハムカツに染みるソースがなんかグッとくる、、。
おいしかったです、、、、、、、。