やっとこのエレキギターの書庫にての掲載です、、。
先日入手しました自身5本目のJAMES TYLERです、、。
今回は新品を調達です、、。

JAMES TYLERは90年代注目を集めたアメリカのビルダーで、。その独創的ながら丁寧な仕上げで注目を浴びた、、。
LAの高名なスタジオミュージシャンであるマイケル・ランドゥ氏が使用し絶賛したことにより一気に認知された、、。
あの浜田麻里さんのアルバムでも彼のギターがフィーチャーされていて、その独自の感性で素晴らしい演奏を聞かせてくれています、、。
彼の愛器は60年代のビンテージストラトなんですが、それに代わって使われるという事で俄然注目度を上げました、、。
私は正にバブル期末期にこのビルダーの作品に出合い、以来自身での最高級機はこれになっているんですね、。
現在のメインはこちら、、、。
このBurning Waterはそのマイケル・ランドゥ氏のプライベートバンドの名前なんですね、、。
その名を冠するほどに氏に気に入っていただいたギターの仕様であると、、。
塗装がとても特徴的ですよね、。これはこれが出る前にサイケデリックボミットという塗装仕上げが有りまして、。
それをさらに進化させたもの、、、。
シルバー、ブラック、メタリックのイエロー、ブルー、レッドと、、。それぞれを重ねて塗装していき、、。
その後耐水ペーパーの細かいので(1000番くらいと思う)でタッチを変えて研ぎだしてこの模様を浮きだたせるという手法で再現される、、、。
なので同じものは一本も存在しないという物、この辺のプレミアム度も引き付ける要素だ、、。
この個体は実は日本製である、、。
詳しくはイケベ楽器のホームページを参照していただければ良く解るのですが、、。
飛鳥という業界では知れ渡っている工房が、TYLER氏直伝の元製作している、、。
私的にはアメリカ製の物と比較してもまったく遜色ないというか、その違いが見極められない程(いや、こちらの方がよく出来ているかと)、、。
日本の一流工房の実力をまざまざと見せられた感じがしました、、。

前回速報的に紹介した時と仕様が変わっています、、。
これは私的に合うように改良をいたしまして、、具体的には、、、、。
まずピックアップですね、、。
デフォは白いシングルにカバードタイプのハムバッカーと、、、。
シングルはカバーを黒く変えただけです、ピックアップは黒の方が迫力あるというか、押し出し強そうなので、。
中身は変わっておらずTYLER製シングルタイプのスタックハムだ、癖が無く出力は有る物のビンテージっぽいシングルの音がする(ヴァンサントっぽいかなぁ)、、。
リヤのハムは参座悩んだのちにsuhrのアルドリッチにした、、。これ今まで何本か弾いたsuhrのギターに付いてて好印象だったのだ、、。
名前の通りダグ・アルドリッチのシグネチャーモデルで、。そこそこのパワーなのだが一音一音がつぶれずに際立つ感じというか、、。粘りのあるハイゲインからボリューム絞った時のプリッとしたクリアトーンまで、、。
それこそギターのボリュームだけで自在に音色を変えられます、、。
そのほか変えたものはー、、、。

ペグ、糸巻ですねー、、、、。
ノーマルはヒップショットの物が使われています、これはロックペグ様に減速比を上げてより細かなチューニングに対応させているのと(見て分かるように弦をロックしてぐるぐるとポストに巻き付けてない)、。ボディの一部をオープンとして重量を下げている、、。
ですが昔からのオーナーとしてはスバーゼルというメーカーの物が昔から使われており、その方が何か使っててしっくりするんですね、、。
なのでこれを交換しました、、。少しだけ質量が増しましたから、サスティーンの増加に寄与しますかね、、。
そしてブリッジサドル、、、。
わたしブリッジをフローディングにせずべたっとボディに密着させるセッティングなんです、、。
このギターでそれをすると、プレスタイプのサドルだとイモネジが足りずに弦高が低すぎてしまう、、。
なのでサドルも交換、、。これはブリッジペースと同じゴトー製のブラス(真鍮)ブロックタイプの物にしました、。
質量のあるブラスにすることにより少しでもサスティーンを確保できればというのも有りますが、これは微々たるものですかね、、、。
ネックも正真正銘のまっすぐに調整して(世の中のギターは殆どこれ出来ていません、。何故かって、日々具合を見ていないとほんの少しでも逆ぞりすると弦がビビっちゃうんですね、、。それが怖くてメーカーもビルダーもリペアマンもこれが出来ないと、そこまでネックの管理をできないユーザーの方がほとんどというのが理由ですが)
、、。
このギター、、裏もちゃんと仕事してます、、、。

表よりも良い出来なんてね、バックコンターで立体的ですからそれもうなずけるんですよねー、、、。
これからバリバリと引き倒していきますよー、、、、。
