最終日は夜7時過ぎの便で帰る、なので日中はフリーだ、、。
地下鉄を使って市内観光へ、ソウル市内という事でやはり博物館とか民俗資料館などの文化施設へ行ってみたいです、。
まずは地下鉄5号線で世宗文化会館駅へ、、、。
地上に出るとあの世宗大王の大きな像が有りました、、。

歩いてそのまま光化門(クァンファムン)へ、ちょうど午前の衛兵交換の時間でした、、。

セレモニーは中の広場でも行われていて、それも見る事が出来ました、。

ここから普通ならばこの興礼門を入って、景福宮(キョンポックン)へと入るのですが、、、。
この右手にある古宮博物館へ行きます、、。
博物館の展示は朝鮮王朝の時代からで(それまではいくつもの国に分かれていた)、王朝自体が紀元1300年代の後半から1900年代の初めまでと比較的新しく、その後の近代的な改革をして大韓帝国とした1800年代後半から日本統治の始まる以前までと、。
4月に行った上海博物館の紀元前数百年から千数百年物の銅器や陶器(3000年以上前だ、ちなみに日本は縄文時代だ)などの驚くような展示物はない、、、。
近代史については近くに大韓民国歴史博物館が有るので(大韓民国歴史博物館は戦争博物館と共に日本人にはつらい展示も多いようです)、そちらとは分けています、。
博物館は無料で日本語のガイダンスも貸し出しが有ります、海外の展示館では必須ですので行く方は必ず借りてみてください、、。
そんな展示物の中で私の気を引いたものは、、、これ、、、、。

御輿である、しかも中央に車輪がついています、、、。
中央上部につくのは椅子で、ここに高位の方が乗るわけで、。その椅子の左下についている箱は足を置く部分、。
そしてこれらがですねー、、、、。

椅子の下には大きなアールのついた角材が左右に出て、その先が角柱にて下の担ぐ部分の角材についている、その担ぐ角材に車輪が取り付けられています、、。
つまり、椅子の下のアールのついた角材はスプリングになっていて、車輪からの衝撃を直接は椅子に乗っている人に伝わらないようになっているんです、、。
ちょっと前では人力車、現在でもトラックのサスペンションに使われているリーフスプリング(板バネ)が使われているんですねー、、。
この展示には残念ながらそのような解説は無かった、日本だったら学芸員に掛け合っちゃうところですよー、、。
他に気を引いたものは、、。

大韓帝国時代に使われていた皇室専用車、、、。
こちらはフォードで1910年と、1908年からTフォードが作られているので、中身は一緒でしょうかね、。
このGMの車両はこの後でもう少し新しい、、、。

復元に当たっては全面的に現代自動車(ヒュンダイ)が行ったようで、動くかどうかは別にしてかなり良くレストアされています、、。
またこれはレプリカではなく、本物のようで、、常に監視員がいる中での展示でした、、、。
金属パーツは元や資料が有ればなんとかなりますがタイヤなどのゴムパーツはどうしたのでしょうかね、。
ちなみにブレーキはリヤだけで、運転席の外にある大きなレバーを引いて動作させて、そのブレーキはバンドブレーキ、ママチャリのリヤと同じでした、、。
宝飾物もたくさんあったのですが、これは古代中国のものがあまりにも凄かったもので特に興味を引くものはなかったですが、、、。
版木を使った刺繍など、気を引く展示も多く、午前中たっぷりと楽しめる博物館でした、、、。
この後韓国すいとんで有名なお店へ、、。
古い街並みを見てこの後また地下鉄で東大門(トムデムン)へ移動、、。
市場を見て空港へ、、、。
という事で次回はこの韓国すいとんなどご紹介いたしましょう、、、、。