一応の完成を見ています201ではありますが、まだまだ手を入れたいところが有りますねー、、。
一番はウインカースイッチです、、、。
201は72と同じでウインカースイッチが右に付いている、ライトスイッチは左だ、、。
そう、現在のスタンダードとは逆なんです、、。
操作は馴れちゃえば問題ないのですが、スロットルとウインカーの操作が一度にできないというのは昨今の道路事情では危険と思うのだ、、。
なので72の方は汎用のスイッチボックスを使って直してあるのだが、、。
ストックが有るので72同様左だけこれにしようとも思ったが、、。
64年に発売されたCS90より以降の車両は左にウインカー、右にライトというレイアウトになっているのです(この201は67年発売ですが前型200の物を継承しています)、。
スロットルも同じく引き込み式と、なのでCS90(CL90も)のスイッチボックスへ交換しましょう、。
パーツは入手してありますよー、、、。

両方とも新品です、ライトスイッチは当時物で国内入手ですが、ウインカーの方はやはりタイからやって来ました、。
合理化によりかホンダは旧車の補修パーツの生産を国内からタイホンダに移転させていたようで、。
創始者総一郎氏が逝去した後急に部品の出が良く無くなったんですね、それまではかなり古いものでも時間はかかるが出たんです、(Yキットもですよー)、。
つまりタイでの生産も逐次辞めてしまったと、。ところがその金型などは現地にそのままのようで、。
これが下請けなど残ったか市場に流通したかで、純正部品として勝手に流通しているようなのです、。
だって入手した物は寸分変わらぬ代物で、リプロなんて数は出ない物が多いですし、、。
まあ、我々にはうれしい事なんですがね、、。
こんな物も出てきますよー、、。

まったく同じ金型なのじゃって思う出来です、、、、。
ハンドルスイッチはレバーが届いてから(これも新品でタイからです)交換するつもりです、。
オリジナルでは無くなりますが、これも72同様現在の事情に合わせ、危険を一つでも取り除くと、、。
もう一つこれも入手した、、、。

ハンドルロック、。現在付いている物はメインスイッチとは違うものなんですね、なので使えない、、。
ちょっと前にCS90用のメインシリンダとのセットの物を入手しようとブロ友のかずぽんさんに相談していたのですが、。
シリンダの回路自体が違い(これはリレーを組み込めば解決しますが)、個人輸入での値段も20K円くらいかかるとの事で断念していた、、。
このロックはこの頃より30年位生産されカブなどに搭載されていたのでリプロ品が多く出回っている、。
価格も送料込みで1380円と格安、なので入手しました、、、。

当然ぴったりと取りつきます、全く問題ないです、、。
キーのプラ部分を取ってすっきりとさせました、流石にキー3本をぶらぶらとさせているのは何なので、。
これでも使用には問題ないですよ、、。

相変わらず調子は良いです、、。
スイッチ交換すれば一応完成と言う事でしょうかね、、。
あっと、リヤキャリアですねー、実用に使うのでこれは欲しいですね、。
と言う事でまだまだ楽しめるようです、、、、、、、、、。
追記
この右ウインカースイッチになった経緯は、当時ベストセラーになりつつあったカブの影響ようですね、。
60年初期まではバイクは手信号でもよかった、72も初期のタイプはウインカーが付いていないです、。
だか62年頃より条例が変わりウインカー装着が必要になった、ベストセラーのカブには採用されていた、。
当時も今もカブの主要は出前だ、。その頃の出前はあの吊り下げの機械などは無く、自転車同様左手におかもちや肩に蕎麦蒸篭といった具合、、。
つまり片手運転が必須だったわけ、なので右手でスロットル、ブレーキにウインカーの操作も出来るようにこのレイアウトになったと、(今じゃ安全運転義務違反ですよ)、、。

これがそのまま他のウインカーの装着が必要なバイクにも流用されていったというのが理由のようです、。
このアイデアはその後もカブだけには残りますが、他は前述通り現在のようになっていきました、。
チェンジペタルのけ返しも、当時そば屋などで多かった下駄履きでもチェンジできるようにとの配慮だそうです、。
これは現在でも長靴を履いた時に対応と言う事で残っていますねー、、。