ここの所どうも個性的なラーメンを求めすぎているようだ、、。
いや、ペルーにせよ超濃厚家にせよ豆乳にせよどれも皆完成度も高く美味しいものであった、。
これほどのバリエーション、ポテンシャルをもつラーメン、改めて凄いと思った、。

でもここで起点というか、、原点に帰ってみようと思った、、、。
ラーメンの原点、やはりそれはあっさりした清湯醤油ラーメンであろう、、、。

では、どこを選ぶか、、。私の好きな清湯醤油はこの辺でも結構有る、、、、。
ちばき屋さん、その流れを汲むやなか荘さん、ともゑさんに琥珀さんと、、、、、。
奥州白川系の○政さん、とら食堂松戸分店さん、、、。でも未訪の店にしたいなぁ、、、。

そう言えばとら食堂直系でとても気になっている店がある、。先ずはここから始めましょう、、。

二代目にゃがにゃが亭さん、場所はJR三河島駅近くである、、。

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その名の通り、環七一之江で、豚骨背脂で有名なにゃがにゃが亭さんのご子息が開いた店である、、。
だが父と違い、ご子息さんはとら食堂本店さんで修業されたという、、。早速入ってみた、、。

中はL字カウンター8席と割とこじんまり、店内商品以外は撮禁となってます、、。
券売機でワンタン麺特製をゲット、とら系ならばワンタンは外せませんね、、。

中華ワンタンそば特製です、、、。

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澄んだ醤油スープがいい感じですよー、、、、。
ては、スープから、、、、。うーん、淡麗ながらしっかりとした鶏豚骨のスープです、、。
口に入れてすぐに香味油の風味が感じられます、、。ネギ油ですが焦がしていないので独特の風味が有り、北関東で昔からあるような感じのスープで懐かしくも有ります、、、。
その脂も多くは無く鶏油も感じられない、、。たとえば白河とら食堂の直営店、とら食堂松戸分店よりももっとあっさりとしてます、、、。
もちろん魚介の出汁も香りりますが、メインは鶏ガラに豚骨と香味野菜と言うオーソドックスな構成で、。
それを沸騰させないようにじっくりと摂った清湯スープと、。

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麺はあの奥州白河系の手打ちのピロピロ麺ではありません、、。縮れが強く麺自体もツルシコですが、あの独特の食感の物では無い、、。
自家製麺かと思いますが、最後に手で縮れを付けている中細の吸い上げの良い麺でした、。
これはこれでよいですが、やはり手打ちのピロピロ麺は白河系の特徴なので欲しい所ではありますね、。

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特製はチャーシューが3枚3種乗ってます、、。モモにバラに肩ロースと、バリエーションが楽しめますねー、。
今はやりの低温調理でが割としっかりとした食感、。3種の内個人的にはやはり肩ロースですかね、適度に脂が入った柔らかな肉質はやはりチャーシューにぴったりだと思います、、。

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ワンタンは肉餡がたっぷり入った食べごたえの有る物、4つ入ってる、。薄皮はこれこそピロピロでまいうーですねー、。

いやこれはかなりのレベルです、人気店なの判りますねー、、、。
サンマ醤油と言うのも有り、多分サンマ節が使われているのでしょう、次回はそれを食べて見ましょう、、。そう、再訪しますよー、、、。






さて場所は近くの荒川区内、もう一つあっさり醤油で行ってみたい店が有ります、、、。
都電東尾久三丁目近く、それは普通の住宅街に大人しい外観でありました、、。
ラーメン1/20(にじゅうぶんのいち)さんです、、。

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もう店前から美味しそうな鶏の炊き出した匂いがします、これは期待大ですねー、、。

店内まだ若い店主一人での営業、。今回は特製で無く味玉入りを券売機で、、。連れも一緒なのでいつものように醤油と塩とでポチリました、、。鴨チャーシューが美味しいようなのでこれも1枚だけゲットです、、。

味玉醤油ラーメン鴨チャーシュー入りです、、、。

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真ん中の小さいのが鴨チャーです、こんなに小さく薄いのに100円します、でもねーこれは後で、、、。
スープ行ってみます、、。うーーーーん、まあるい、、。何ともマイルドでなめらかなスープなのでしょう、塩分濃度も低くかなり美味しいです、、。と言っても鶏がとっても香るとか、濃厚な味わいとかじゃない、、、

丸鶏と香味野菜が滋味深くハイバランスで融合している、、。そんな感じのスープです、グビグビ行っちゃう、。
まあるく感じるのは丁寧な仕事もそうだが、水が違うのでは、、。アルカリイオン水の機器は確認できませんでしたが、これはそのような物を使っているのではと思う、。水道水を単に整水器でろ過しただけじゃこうはならないでしょう、、。

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麺は少し琥珀色した感じの物、全粒粉とまでは行きませんが、かなり皮目近くまで製粉している感じだ、。
ツルシコでは無くわしっと噛んで食べるタイプ、細麺でこれまた吸い上げよく美味いです、、。
ただこのタイプは歯にくっつくのが難点ですねー、まあ大した事ではないのですが、食後気になります、、。

鴨チャーはですねー、もうムッチリとした食感で、。噛む度に鴨が口中いっぱいに広がります、、。なのでこれで100円でもぜんぜん満足ですよー、、。
他には大きな低温調理の肩ロースチャーシュー、これまたムチムチで美味い、、。穂先メンマにホウレンソウに海苔と、麺以外も十分に楽しめる内容です、、。



もう一つの塩の方はどうでしょうか、連れとシェアしていますのでこちらも食します、、。
醤油じゃないですが折角なので掲載します、、。

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またまた素敵なビジュアルですねー、透き通ったスープが美しい、、、。
スープこれまたまあるい、、。丸鳥とやはり香味野菜ですね、玉ネギ等のネギ系が中心でしょうか、なので甘みも感じられます、、。
こちらも塩分濃度が低いのでもうグビグビ行けちゃいますよー、、、。油も少ないのもそうさせます、、。

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麺は同じもののはずなのですが、はっきりと違いを感じます、、。
スープを吸いこむ麺のようで色目からも違っていますねー、。
食感もこちらの方がしっかりとした感じ、醤油と塩の成分違いが何か小麦粉に作用しているのでしょうか、。

いやぁ、これはどちらも美味しいラーメンですねー、、。
やはり二人とも最後までスープに手を出しています、血圧高いのでスープ完飲は出来ないのですが、。もう食べ終わりかなぁと思ったのに、一口水を飲むとまたレンゲを持っていますよー、、。

これは後を引く美味しさです、しばらくしたらまた行きたくなるのは必然ですねー、、。






さて、もう一杯行っちゃいます、、、。
場所はJR金町、そう、この前に行ったところですね、、。

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門世さん、あのペルー人の店主が作るペルー風ラーメンの店です、、。
今回はモンセと言う店名の付いたあっさり醤油ラーメンを食べてみる事に、、、。

モンセです、、、。

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おやおやこれは、、正当醤油ラーメンの出で立ちですよー、、、。
では、、スープから、、、。んーーー、やるー、、、。
つまりこうです、、。この店の店主は日本に留学時にラーメンにハマり、そのまま日本に残って修行してこの店を出した(製麺部門もやってて出荷もしてます)、、。
でその修行の成果こそがこのラーメン、ペルー風なんて際物作っているが実はこのように大変に美味しい正当醤油ラーメンを作る腕が有るのだと、、。なのでちゃんと修業した上でのペルーラーメンなのだと、、。
私はそうとりましたよ、、。鶏と豚骨に香味野菜、、鶏油が香るかなりのラーメンです、。なので、やるーと、、。


この日は連れも一緒です、なので彼女にはあのガジーナを食べてもらいました、、。
これも今回の趣旨には外れますが掲載します、、。

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ベースはかなり濃厚な鶏白湯でオレガノが香る、右に有る小皿には南米の唐辛子ロトコとレモン、、。
これを入れると何だか一気にペルーな雰囲気になりかなり美味しい、、、。
ペルーな雰囲気と言う表現ががあいまいですが、ペルーの料理を知らないもので、、、。
イタリア料理には欠かせないオレガノと言う女性受けするスパイスにさっぱりレモンですからね、連れはとっても美味しいと食べていましたよー、、。





さて、今回原点復帰との事でしたが、、。
清湯醤油ラーメンと言ってもその解釈作りは各店主で全く違う、、、。
どれも皆とっても美味しいラーメンでした、、、。これだからラー食の旅は辞められませんねぇ、、。

どれもとってもおいしかったよーーーー、ごちそうさまーーーーー、、、、。