前回紹介した中の札幌ラーメン大島さん、実は変わった部分が有って気になってたんです、、。
過去をよーく思い返してみるとやはり違いが有ります、、。
今回はこの変更点と、同じすみれで修業された浅草橋副龍さんのラーメンとの比較をして見ます、。
先ず一番変わったのではないかと思う醤油ラーメンから、、、。
今回食べた醤油ラーメンです、、、。

これを見た時にあれっとなった、、、食べて見ても結果は同じ、、。確かに美味しいのですが以前の印象とは違っています、、。
なので1年ほど前に食べた醤油ラーメンの画像と比べてみます、、、。

はい、明らかに色が違っています、醤油がかなり濃いです、。
味の方も同様で醤油感が薄い、、。ラードも下の前回の方はもう膜を張る位の量なのに、今回の物は確かに多めですが膜を張るほどでは無く玉状に浮いているだけ、、。決定的なのは前回の方がかなりニンニクが香っていたんですねー、、、。
なのでか私福龍さんの方が好きかもと書いたのだと思う、、、、。
なにか元々あったパンチが抜けて優等生になっちゃったみたいなんですねー、、帰りに店主に聞けばよかったです、、。
味噌はどうでしょうか、、、。
今回食べた味噌ラーメン、、、、、。

ワンタンは追加です、、、。見るからに旨そうでしょう、、美味いんですよー、(笑)、、。チャーシューの上におろしたての生姜が乗ってます、。
前回食べた味噌ラーメンです、、、。

やはりチャーシューの上におろし生姜が乗っていますが、現在よりもずっと少ないんですよねー、、。
ベースの味噌は変わっていないと思う、今のは生姜が多くなったことで変わったように感じたようです、、。

麺は醤油も味噌も同じもので、本家と同じ森住製麺の真空製法の物を取り寄せている、、。
札幌ラーメン独特の黄色い多加水麺はチュルチュルとして美味しい、、、。
味噌には少しだけ唐辛子が入っていて、辛いと言うほどではないが良いアクセントになっています、、。
こうして見ると年々変わってきてはいるようですね、とくに醤油の方の変化には驚きました、、。
では福龍さんの方はどうでしょうか、、、、。
大島さんもそうなのですがここ福龍さんも厨房はガラスの中で直接店主とお話がしづらい、、。
では、これも醤油ラーメンから、、、。

こちらの味玉は2つに割って来ます、見た目はいいですが最近はトロトロタイプが主流なので割りにくいのでそのままの提供が多いですね、。これは勿論トッピングしてますよ、、、。
よーく見てください、、ラードが完全に膜となって、、。いや、層になっていますよー、、、。
なので最後までかなり熱々です、、。
で、前にも書きましたが、このラードがかなり上質で、麺に絡んでそれが美味いんですねー、、。これラードで食べさせるラーメンだって、これも前に書きましたね、、、。
ニンニクは控えめですが、やはり醤油はかなり濃いです、、、。
そう、1年前の大島さんの醤油はこんな感じでプラスニンニクが香っていたんですねー、、、。という事は、現在は札幌すみれさんの醤油ラーメンはこちらの方が近いって事になりますねー、、。
前回醤油は福龍さんの方が好きかもと書いたのはこういう事だったんでしょうね、、。このラードと醤油感はパンチありますものね、、、。
では、味噌は、、、、、。

こちらは逆におとなしめですねー、、。ラードも醤油ほどではないです、、、。
見てください、やはりチャーシューにはおろし生姜が乗っていますよー、、。これがすみれ流なんですねー、、。
味噌も濃い目で美味しいですが、大島さんと比べると大人目とでも言いましょうか、、。ワイルドに香り立つ感は大島さんの方がする、、、。
麺はこれ開花楼製、、、。

黄色い札幌ラーメンの麺をオーダーしているようで流石に美味く出来ています、、、。
こちらも醤油、味噌とも同じものですね、、、、。
卓上のS&Bの大きなコショウとか、にぎり矢印のやかんでの冷水とか(大島さんは卓上に小さいのが、福龍さんのは大きなので店の方が配膳との違いは有りますが)、、。やはり共通点はかなりあります、、。
大島さんは正規のれん分けで福龍さんは出身店と違いは有りますが、どちらも甲乙つけがたいほどおいしいです、。なので福龍さんはもっと評価されても良いんじゃないかと思いました、、。
でも私感ですが、、、。味噌は大島さん、醤油は福龍さんと言う所でしょうか、、、。
ラー食人からするとこれはかなり贅沢な環境と思います、最近日本のラーメンの中心は新宿や池袋ではなくって、この下町地域なんじゃないかなんて勝手に思っていますよー、、、。
いやー、、どちらも美味しかったですよー、、ごちそうさまー、、、、、、。