和歌山での出張仕事はかなり前倒しで終了しました、。なので和歌山を回ってみる事にしました、。
海岸線は何年か前に回ったことは有るのですが、その内陸部は全く行ったことが無い、、。
なので今回は、実は行って見たかった高野山と熊野三社(特に那智の滝)に行く事で早速予定を組んでみる、、。
現在は橋本と言う和歌山と奈良の中間地点の街である、ここから高野山へは1時間とかからなそうだ、。
次の日の予定を考慮して半島東部の新宮に宿をとり、早速高野山へ行って見た、、。

かなり急な山間を抜けていきます、T字路を曲がるといきなり開けていました、、。
今回は山間部を抜けて西岸まで抜けなければならないのでのんびりと見学はしている時間は有りません、。
なので要点だけを、行きたかった所だけを経験します、。

金剛峯寺。

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平日の午前中は観光客も少なくて荘厳だ。私は無宗教なのだが日本の仏教には興味が有る。開祖独自に解釈されたさまざまな流派はそれぞれに様々な教えが有るのだが基本は仏教と、、、大変に興味深い、、。

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この方たちはご夫婦のようなのですが、熊野古道を歩いているのでしょうか、、。
ここ高野山より熊野本社へと続く古道は中辺路と言い標高1000メートルを超す峠を3つも越える一番きつい熊野古道である、、。最近は所々有る現在の一般道との接点を使い部分部分を歩くツアーが多いようだ、。

そして、今回のハイライト、、奥の院に行きます、、。高野山は名所ごとに近くに駐車場が有り、特に高齢者のバスツアーなどはそれらを利用するのですが。今回はどうしても歩いてみたい道が有りまして、。

それは一の橋と言う所から奥の院へ向かう2キロ程のルート、赤松の巨木が林立する中に数万と言う供養塔が並ぶ、、。

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入り口直ぐより伊達家、島津家、前田家の大きな供養塔が並び先ず圧倒されます、、、。
空気は澄んできりりと引き締まる、この日は観光客のまばらなので静粛さの中に背中がぞくっとするような感覚も、、、、。
真ん中あたりに、なんとパナソニックの供養塔が、反対側はクボタで、小林製薬に仁丹と言うのも有りますよー、。
そして、豊臣秀吉、織田信長の墓とされている物や伊達正宗に徳川家歴代と、、。苔の生した供養塔には400年以上の歴史を感じます、、。
そして奥の院に到着です、、、。

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この橋の向こう側が聖域で、ここより先は撮影禁止、。
この奥の院は弘法大師空海が即身仏となった所、、。即身仏とは生きながらにして仏になると、、。
地面に掘られた穴に入り、息が出来るだけの竹筒を刺し、。中で経を読んでそのまま仏になると、、、。
なので現在でも弘法大師は仏となって生きており、毎日その場所へ食事を供えていると言う、。

ぶっちゃけ寺と言うテレビ番組で見て、。手前のお堂に地下を作り、弘法大師が今も居られる所と同じ高さまで下りられて、わずか数メートルの所まで近づける場所が有るというのだ、。

私が入ったときは入り口に何の説明もなく、扉も自分で開けるので判りづらいか、、。何故か誰も人がおらず独り占めと言う何だかうれしいやら怖いやらで、。
その時願ったのが無病息災と、、なんと世界平和、、。そんなが事頭に浮かび真剣にに願うという、正に聖地ならではの貴重な体験を致しました、。


この後寺前食堂で天ぷらそばを食べて、次の目的地熊野へ向かうのでした、、。