というわけで静岡2日目の夜です、、。
今日はやっぱり地物の魚が食べたいと、、。
宿は駅南で浜松側に飲み屋街が有りこの辺でと、、まず一軒目です、、旬と言う店。
ここにしたのは店前に取り扱ってる食材を黒板でちゃんと産地表示していること、、もちろん地の物中心だ。
こういう店は品に自信が有るからで、ちゃんと仕入れにも行っているという証しでもあるのだ。
つきだし、、生シラスが出て来た、、。

前にもお話した通り、私の母の実家は沼津で小売りもしている仲買であった、、。
なのでこういった物は小さい頃より親しんでます、、、そこで一言です、、。
若いころはこのシラスの生、丼いっぱいに入れておろし生姜と醤油を廻しかけてカレースプーンでざばざば食べるのがいつもでした、、、。
もちろん朝取れの鮮度の良い物しか生では食せない、、何故ならばこいつ時間が経つと体から水分が出てびちゃびちゃになっちゃうの、、釜揚げは競り落としたらすぐ茹でないとふっくらしたのにならない、、。
お昼くらいが限度で夕飯時には結構びちゃびちゃ、、もちろん冷蔵庫に入れていてですよ、、。
のはずなのに、、ここ20年くらいでこのようにパリッとした生シラスが何と東京でも出てくるようになった、、。
鮮度保持剤でしょう、、、これの使用しか考えられませんです、、、。
しかも口いっぱいにほおばってもあの正にシラスと言う鮮烈な旨みが薄いのだ、、、。
昔のびちゃびちゃになっちゃうやつは、食感こそ無くなりますが味については至って濃厚、、、、。
正に醤油かけてスプーンですくってご飯にかけても良いし、日本酒のアテにはもう最高なのだ、、。
残念なことに今は何件かあった親戚の魚屋を含め廃業してしまっている、、、。
でもね知り合いがまだ何件かやっているので今度行ったときに頼んでおきましょうかねー、、。
本当の生シラス、、、あー、食べたいよー、、、。