白子、、、日曜日こいつで一杯やった、、、。
贅沢にも行きつけの寿司屋が有る、、それも接待とかにはあまり使わず個人的にほっとしたい時に行くのだ、、。
もう20年来になる、一昨年に女将を亡くしたが息子がついで親父と二人でやっている、、。
やはり女気が無いと少し寂れた感じになってしまったのが残念である、、不況で客も少なくなった、、。
こうなるとネタも落ちてくる、、、数年前までは意地で入れていた大間や能登のマグロも普通のものになっている、、。
だがその時期その時の安くて美味しいものを仕入れてがんばっているのだ、、その姿勢に感服しわたしは通っている。
今回は白子だ、、、そういえばもうなごりの時期だなぁ。

その形状から雲子とも言う、、、これは秋田のものだそう、、、ポン酢にて、最高である、、。
日本酒を軽くつけて、、、そう、ここの酒は高清水なのだ、これも秋田の酒である。
この店が仕入れられる日本酒の中から私が料理の邪魔にならなくてかつ芳香な香りも感じられるこの酒をが良いと言って以来定常となっている。
高清水は伝統的な手法で作る蔵と最新の技術で作る蔵と両方持ってる、、。
高い安いではなくそれぞれの特徴を生かした体にも財布にもやさしい酒作りをしている蔵だ、、。
おっと、、これは日本酒の書庫のネタにとって置こう、、、。
そして本日のおすすめもう一品は海老だ、、、才巻海老である、、。

まずは生でいただく、、、当然生きていないと出来ない、、しっかりとした身肉で甘みがあり美味しい。
才巻海老とは車海老の少し小さいものの事だ、、車海老は小さいものから巻→才巻→車と名を変える、、。
これは正式名ではなくて魚河岸などで識別の為に呼ばれていたもののようだ、、。
画像だと小さく見えるが頭から尻尾までで15センチ以上ある。
で、、頭と尻尾は当然こうなる、、、。

私は身よりもこちらの方に目がなくって、ぱりぱりと、、んー酒が進むー、、、。
この後一茹でしたものを握っていただいた、、烏賊にコハダに穴子もだ、、。
あー、、最高、、、ごちそうさまでした。