フェンダーのカスタムショップによる最近のレリックものではなく、正真正銘1956年製のストラトです、。
訳あって私のところに来てから10年くらいしまいっぱなしのままでした、、、。
だがこれ以上放置プレイをするのもなんだし、、、第一もったいないので復活させる事としました。
 
仕上げると、、素晴らしい、、さすが本物という風格すら出ています、、。
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以前の画像が無いので比較できませんが、とにかく金属パーツは錆びまくりサーキットも腐りまくりでリヤピックアップも死んでいる、、、そんな状態から使えるものは再生し足りない物はUSAフェンダー純正パーツにて組みなおしました。
 
2トーンのサンバースト塗装が50年代の特徴、ボディはアルダーなので56年中期以降でメイプル1ピースのネックは59年中期までの仕様です。資料ストラトキャスターブックに載っている56年は他の年代と違い外周のブラウン塗装が内部にまで入っており当ストラトと大変よ良く似た感じになっています。画像では確認出来ないですが指板の塗装は良い風合いではげたりして年輪を感じさせています。
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画像は赤っぽくて退色した3トーンに近く見えますが実物はもっと黄ばんだ感じです、、。
 
死んだリヤピックアップは価格と評価を考慮してヴァンサントの少し出力の高いタイプの物を装着しました、、。
これは大正解で、、ツブたちのよい力強いトーンを出してくれます。出力高いと言ってもたかがしれてますから歪みもマイルドで、、、ってか、自然とゲインを下げて、、その枯れた、正に出来上がったオールドトーンを堪能させてくれます。自然とギターのVoを絞っている自分ににやりな、、そんなブルージーなフレーズをおのずと弾かせる、、、そんなやつです。 
 
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貴重性からはまったくのオリジナルではないですが、やはり楽器は楽器、、弾いてなんぼ、、再生は大正解でした。
大切にしていこうと思います、、、。