ジェフ・フランコーア
ジョージア州アトランタ出身。10歳の頃にイースト・カッブ・ベースボール・プログラムでプレイ。地元ジョージア州のパークビュー高校へ進学し、野球やアメリカンフットボールで活躍。アメリカンフットボールでは1年生の時に州大会優勝に貢献 。野球では2年連続で州大会優勝に導き、高校通算で打率4割4分3厘、55本塁打、164打点を記録。
2002年6月4日にMLBのドラフト1巡目でアトランタ・ブレーブスから指名。7月8日に契約金220万ドルで契約。
ベースボール・アメリカ誌選定の「30球団有望株ベスト100」では、入団2年目の2003年に95位、その後2004年 に27位、2005年に14位 。
2005年7月7日にメジャーデビュー。勝負強さと強肩でファンに衝撃を与え、13補殺はリーグ2位で7月7日のメジャーデビュー以降ではメジャー最多。強肩が特徴で、右翼の定位置から送球がノーバウンドで三塁のスタンドに飛び込むというプレーをしたことがあります。チームの14年連続となる地区優勝に貢献。
また、翌2006年のMLBレギュラーシーズン前に開催されたワールド・ベースボール・クラシックでもアメリカ合衆国代表に選出。
2006年、極端な早打ちのため四球が少なくシーズン初四球は5月9日のマーリンズ戦。全162試合に出場し、20本塁打 ・100打点を記録。フランコーアより若くシーズン100打点を達成したのは球団史上ハンク・アーロン とエディ・マシューズの二人のみ。2007年にはより打席で辛抱強くなり、打率・出塁率ともに上昇。打率2割9分3厘、出塁率3割3分8厘、2年連続の100打点も記録。2007年は両リーグ最多タイの19補殺を記録し、初のゴールドグラブ賞を受賞。
2008年は不調に陥り、7月4日にはマイナー降格。フランク・レンGMは3週間以内に昇格させるとしていたが、2Aで3試合で13打数7安打を記録し、3日後の7月7日にメジャーへ復帰 。シーズン152試合に出場、自己ワーストの打率2割3分9厘・11本塁打。
2009年7月10日、トレードでニューヨーク・メッツに移籍。2009年は2チームで157試合に出場、打率2割8分、15本塁打とやや復活。2010年もシーズン途中でレンジャーズに移籍。2チームで13本塁打。オフにはカンザスシティ・ロイヤルズと1年250万ドルで契約。
2011年は好調を持続。打率2割8分5厘、20本塁打、87打点、22盗塁と好成績。シーズン中に2年1350万ドルで契約延長。
ブレーブスのフランチャイズプレーヤーとして期待された時期もありましたが、選球眼が課題で、チームを転々としています。ロイヤルズに定着しそうですが、積極的なバッティング、そしてブレーブス時代から変わらない強肩を活かした守備を見せてもらいたいと思います。
<最終更新日2012年4月16日>