ジョニー・ペラルタ
ドミニカ共和国出身で1999年、ドラフト外でインディアンスに入団。2005年に、サンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍したショートの前任者オマー・ビスケル
の後を受けてレギュラーに抜擢。3割近い打率を残し、インディアンスの遊撃手として史上最多となる24本塁打を放つなど、大活躍。そして、同年オフに5年1300万ドルの長期契約。
しかし、2006年は2年目のジンクスに行く手を阻まれました。
2007年は昨シーズンの不調から立ち直り、自己最多の152試合に出場し、2年ぶりの20本塁打以上となる21本塁打をマーク。地区優勝に貢献し、ディビジョンシリーズでヤンキースを撃破、アメリカンリーグチャンピオンシップシリーズでは3勝4敗でレッドソックスに敗退したものの、ペラルタは活躍しました。シーズン前に視力矯正手術を受けたため、球が見えやすくなった
との指摘もあります。
2008年、打率2割7分6厘、23本塁打、89打点と活躍。しかし、2009年は11本塁打、83打点・・・。
2010年、開幕から不調、シーズン途中でデトロイト・タイガースに移籍。シーズントータルでは15本塁打、80打点。2年総額1125万ドルで契約延長
。
2011年、打率2割9分9厘、21本塁打、86打点。
ショートの守備では肩が強く、以前は凡ミスがありましたが、それもほとんどなくなりました。打撃もいい、守備もいいということと背番号2ということで「クリーブランドのジーター」と称されたことも・・・。また、リーランド監督からは「真のプロという意味では彼はポランコそっくりだ」と高く評価されています。
ただ、考えすぎる傾向があるようでショートを守らせると打撃面にまで影響してしまうため、サードで使ったほうがいいという意見もありました。また、一時期、主軸を任されると負担に感じて打てなくなるため下位打線で気楽に打たせたほうがいいという時期もありましたが、今ではそんなことはなくなっています。安定感が増し、打撃や守備の確実性も増しました。。大型補強を行ったタイガースでは気楽に打てる場面も増えるでしょう!
<最終更新日2012年3月7日>
