2007年に颯爽と現れたジョバ・チェンバレン! 父親はインディアンで、ジョバは生活費や大学進学費用を自分で稼ぎながら野球を続けます。また父親は小児麻痺で半身不随ながら男手一つで姉とジョバを育てます。
2007年は100マイルに迫るストレートに切れ味鋭いスライダーで24回を投げ34奪三振、防御率は0,38を記録!クローザーのマリアーノ・リベラにつなぐセットアッパーとして活躍します。ポストシーズンでも当然活躍が期待されますが、予期せぬ敵が・・・。インディアンスとのALDS(アメリカンリーグディビジョンシリーズ)第2戦、1点リードの7回に登板。しかし、8回、エリー湖から無数の虫がジャバ・チェンバレンにまとわりつきます。防虫スプレーも効果なし。四球、暴投などでランナーを進めてしまい同点とされ、チームはサヨナラ負け・・・。
投球フォームから体に負担がかかりやすいため「ジョバ・ルール」というのが設けられ「連投させない」「何イニング以上は使わない」などが定められます。ヤンキース先発陣の駒不足もあり先発に転向したチェンバレン。
2008年は序盤はセットアッパー、その後先発に回るが、長いイニングを投げ切ることができず・・・。
2009年は9勝も防御率4.75、157回3分の1を投げて133奪三振、76与四球と期待外れ・・・。2010年はブルペンに戻ったが打ち込まれるケースが多く、結果を残せず・・・。
2011年の6月にはトミー・ジョン手術・・・。
一人のファンとしては、先発投手は補強したのでリベラにつなぐセットアッパーにジョバを使った方がいいチームになると思うんですけどね。デビューが鮮烈だっただけに将来はリベラの後継者にとも思いますが・・・。!
<最終更新日2011年12月30日>