焼酎も好みの薄さにした、名刺も片づけた、やることはやりました。
すると黒服さんが、「優佳さんです」といってドレスを着た嬢を連れてきました。
私の席につく優佳嬢。パッと見た感じギャル系です。
優佳さん「こんばんは、初めまして。優佳です。何飲んでたんですか?」
私「焼酎を水で割って飲んでたんだよ」
優佳さん「マジすか~?優佳、焼酎ってダメなんですよ~。さっきのお客さんにも焼酎一気飲みさせられちゃって。ムカつきません?」(知らねえよ)
私「弱い子に一気っていうのは、ないね。じゃあ、口直しに何か飲む?」(優しいなあ)
優佳さん「ありがとう!優しいね」(で、レディースドリンク注文)
優佳さん「お客さん、全然しゃべらないね」(というか、あなたがしゃべらせてくれない・・・)
私「そうかな?あまりベラベラしゃべるタイプではないかな?」
優佳さん「じゃあ、優佳とお話しましょ」(そのために来てるんですけど・・・)
優佳さん「お客さんって血液型何型ですか?」
私「B型だよ」
優佳さん「何かB型っぽいもんね。分かるような気がする」(どこが?)
私「血液型占いって俺はあんまり信じないんだよ。占い全般信じないけど・・・。」
優佳さん「だけど、この占いは当たるんですよ。マジですってば!」
私「どうかな~」
優佳さん「だってね、今日の占いで『今日はセクハラに注意』だったの。今日ね、ものすごくお客さんに触られたの。」(気持は分かるが、いい加減、他のお客さん云々はやめようよ・・・)
私「それは大変だったね~。」
優佳さん「触るのってなくないですか?」(はいはい、ないですね)
私「俺は触らないから安心していいよ」
優佳さん「えー、ホントかな・・・」(ぶ、無礼な!ヽ(`Д´)ノ)
なんか、あまり会話が盛り上がりません。これはどんな要因でしょうか?
1 前のお客さんのことを優佳嬢が気にしすぎている
2 前のお客さんがしたことへのフォローを私がさせられている
ということが挙げられると思います。また、いろいろなネタからお客さんの話題を引き出さないといけないのに占いネタにこだわりすぎました。そうすると、お客さんも冷めてきます。
もちろん、嫌がる女の子を触りまくるなんて最低ですよ!
こういうタイプの嬢には自分で話題を引っ張っていくくらいの覚悟でないと話題ははずまないのかもしれません。
ちなみに今回はこんな続きを用意してみました。
優佳さん「お客さんって、ホントに紳士的だね。優佳、もっとそばにいていい?」
こんなことを言われれば、ほとんどの男がグラっときますが、これは「場内指名の営業」です。
その気がないならはっきり断ったほうがよいでしょう。
私「この店の他の女の子とも話してみたいから場内指名はしないよ。でも、他の席でもし嫌なことがあったらこのテーブルに逃げてきていいよ」とかわします。
黒服さんが「優佳さん、お願いします」と言って連れていこうとしてます。これも快く送り出しましょう。
あまり会話が盛り上がらず、好印象でもなかったので次回の本指名はないでしょう。(残酷)
さて、また他の嬢が来るまで店内観察をお勧めします。可愛い嬢、きれいな嬢はいないか、誰が人気なのか、テーブルを片づけにくる黒服さんに聞いてもいいと思います。黒服さんとの会話を楽しめるようになるとどんどんキャバが面白くなってきますよ!