佐野橋 | 私は鶏になりたい

佐野橋

ここをどう知ったのか、既に覚えていません。
ニュース映像だったかなあ。
とにかく存在を知ったのは今年になってからのこと。

JR高崎駅から上信電鉄で2駅「佐野のわたし」を降りて徒歩5分。

上越新幹線から見て気になっていた、烏川に架かる木橋を訪れました。


島田の蓬萊橋を思い出します。

橋に出る道が狭まっており、ここに板を差し込んで堤防の役をさせるようです。
堤防より低い橋は、以前潜水橋を何種かご紹介しましたが、
この橋は「流れ橋」。

大水が出たとき橋げたが流れて、流木やが引っかかって壊滅的被害を受けるのを避けるという知恵です。
橋げたは綱やワイヤーで留められており、水が引いたら回収して架橋するのです。

とはいえ、そう理想的に綺麗に流れず、2013年の流出時の写真を見ると途中まで流れて一部は橋脚の上に残っているという、却って面倒な状況になることがなるような…

のんびり渡ってみます。
すぐ上流に上信電鉄の鉄橋があります。

この景色にすぐさま白衣観音を見つけて興奮するのは群馬県人…

時折犬の散歩の老人や自転車を行きかい、右岸に着きました。

背丈ほどの雑草の中、護岸へ降りてみます。

橋を見上げるとこんな景色です。

涼しげに見えますが、雑草の繁る37℃の河原は厳しいこと…

橋の上に戻ります。
新幹線列車もときどき通ります。

上信の電車がやってきました。



こういう木橋は車が無いと行きづらい所が多いですが、ここは電車から5分。
高崎駅から1時間余りで見てこられるアクセスの良さ。

も少し涼しいとき、赤城山が見えるような日に訪れたいです。