勧められる勉強法が面倒くさい理由
■勧められる勉強法が面倒くさい理由
看護師になるための勉強アドバイザー☆上田由香里です
なぜ、わざわざ面倒な勉強法を勧めるのか?
実は、それが一番面倒ではない方法だからです
先輩方(私も含めて)が勧める勉強法は、多くの患者さんを看護した経験から、多くの学生さんを指導した経験から見出されたものです。
多くの経験をしたからこそ、結局はこれが一番いいんだよという方法を見つけることができるんですね。
勉強した内容を看護に活かすという経験が少ない学生さんには、それがまさか「一番面倒ではない方法」だなんて思えないんです。これ以上大変なことになるだなんて、想像もしていないんです。
だから「こんなのめんどくさいよ」と思ってしまうんですね。
実際に、知らないことを調べたり、何かと何かの関連を考えたり、「わかる」という勉強は大変です
私たちが勧める勉強法を学生さんは、むしろ「一番面倒くさい勉強法」だと感じるかもしれません。
今をとりあえず何とかしようという小手先の勉強法なら、カンタンで手軽な方法は他にたくさんあります。
ですが、それはあくまで一時的に解決できるだけのものなんです。
その上に積み重ねていくことができません。
看護について学ぶ知識は使えてなんぼです。
「わかる」勉強は、やった分だけ使える知識が増えるはずです
当然ですが、国家試験にも役立ちます!怖いものなしです!
勉強法の選び方、見直してみませんか?
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妄想でモチベーションアップ
■妄想でモチベーションアップ
看護師になるための勉強アドバイザー☆上田由香里です
みなさん、妄想って好きですか?
あまり、はりきって好きっとは言わないものですか
妄想と言えば「宝くじ」(ですよね?!)
毎年、年末ジャンボだけは欠かさず買っていたんです。
いえ、夢を買っていたんです
宝くじって、当たればもちろんうれしいですよね。
でも、宝くじの醍醐味って当選番号が発表されるまでの「妄想の時間」を楽しむことだったりしませんか?
宝くじが当たったら・・・(妄想するのは、もちろん1等が当たったら!)
あの妄想がたまらなく幸せです
モチベーション急上昇です
モチベーションが上がらないときは「宝くじが当たったときのこと」を想像しましょう
モチベーションが上がらないときは「国家試験に合格して、白衣の天使になった自分の姿」を想像してみましょう
きっと、やる気がでてきます
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カンタンに理解度を確認する方法
■カンタンに理解度を確認する方法
看護師になるための勉強アドバイザー☆上田由香里です
勉強した内容を理解できたかどうかを確認するには、理解したと思われる内容(文章)を「つまり」や「たとえば」を使って、自分の言葉で説明するとわかりやすいです。
内容(文章)を覚えただけの場合、自分の言葉に置き換えて説明することができません
自分で何かを勉強をするときには、教科書やテキスト、授業の資料などを「読む」ということから始めますね。
ですが、読んで覚えることが目的ではありません
勉強した内容を、患者さんの「アセスメント」に活用することが、最大の目的です
そのためには「わかっている」ということが大事なんですね。
下の左心不全についての説明分を読んでみましょう。
「左心系のポンプ機能が低下した左心不全では、右室が拍出する血液を左室が受け入れて拍出できないために、左室拡張末期容積が増えて左室は拡大し、左房圧が上昇する」
これを「覚える」のであれば、何度も同じことを書いたり、声に出して読んだりすればいいです。
ただ、覚えるだけでは、患者さんの状態を判断(アセスメント)できませんね。
「つまり、どういうことなんだ」をわかっているからこそ、患者さんに当てはめて考えることができます。
勉強する際に教科書に線を引いたり、テキストに書き込みをするとき、その内容を「つまり」や「たとえば」を使って自分の言葉で説明してみましょう。
「つまり」や「たとえば」を使わないで、すっ飛ばしてしまうと「わかってるっぽい」ノートができあがります
が、「っぽい」では、ちょっと惜しいんですよね~
わかっている知識が、患者さんをアセスメントするときに「使える」知識です
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