カンタンに理解度を確認する方法
■カンタンに理解度を確認する方法
看護師になるための勉強アドバイザー☆上田由香里です
勉強した内容を理解できたかどうかを確認するには、理解したと思われる内容(文章)を「つまり」や「たとえば」を使って、自分の言葉で説明するとわかりやすいです。
内容(文章)を覚えただけの場合、自分の言葉に置き換えて説明することができません
自分で何かを勉強をするときには、教科書やテキスト、授業の資料などを「読む」ということから始めますね。
ですが、読んで覚えることが目的ではありません
勉強した内容を、患者さんの「アセスメント」に活用することが、最大の目的です
そのためには「わかっている」ということが大事なんですね。
下の左心不全についての説明分を読んでみましょう。
「左心系のポンプ機能が低下した左心不全では、右室が拍出する血液を左室が受け入れて拍出できないために、左室拡張末期容積が増えて左室は拡大し、左房圧が上昇する」
これを「覚える」のであれば、何度も同じことを書いたり、声に出して読んだりすればいいです。
ただ、覚えるだけでは、患者さんの状態を判断(アセスメント)できませんね。
「つまり、どういうことなんだ」をわかっているからこそ、患者さんに当てはめて考えることができます。
勉強する際に教科書に線を引いたり、テキストに書き込みをするとき、その内容を「つまり」や「たとえば」を使って自分の言葉で説明してみましょう。
「つまり」や「たとえば」を使わないで、すっ飛ばしてしまうと「わかってるっぽい」ノートができあがります
が、「っぽい」では、ちょっと惜しいんですよね~
わかっている知識が、患者さんをアセスメントするときに「使える」知識です
質問、相談、お気軽にメールしてくださいね