手術前検査② | 淡々と…40代後半・乳がん記録

淡々と…40代後半・乳がん記録

2023/4/1乳がん告知、5/1手術、5/17確定診断(乳頭線管がん、ホルモン陽性、グレード1、ルミナールA)、5/18ホルモン療法開始、7月から放射線治療。現在はタモキシフェン服用。仕事はフルタイムで継続中。
乳がんとは穏やかに淡々と付き合っていければと思います。

今日はPCR検査と手術前説明。
PCR検査は主治医自らにより屋外の特設ブルーシート室で。
手術はさっさと済ませたいのでコロナで足止めを喰らっては困る。自覚症状もないのでまぁ大丈夫だろう。

手術前説明では、改めて「ルミナールA、ステージ1、7ミリ、乳房温存、がん周辺1.5センチを切除、センチネルリンパ節生検」と聞きほっとする。
さらに詳しい説明が続き、

乳房の切除部分を手術中に病理検査を実施し、切除部分に転移があれば、当該部分の周辺まで切除範囲を拡張すること。

切除部分は乳房下部の端のため、切除部分が目立たないように周囲の脂肪を集めて縫合すること(ありがたや!)

センチネルリンパ節はパテントブルーという色素を使い透明なリンパ液を着色し、その流れ着く先のリンパを3つ切除(傷口は3センチ程度)のうえ、簡易病理検査を実施、転移があれば全てのリンパ節(20個もあるとのこと)を切除(リンパ郭清)すること。

手術時間は1時間半程度だが、麻酔からの回復を確認するまでの時間を含めると手術室に入ってから個室に戻るまでは3時間程度かかること。

などの説明を受ける。

「何か気になることはありますか?」
「手術後の病理検査で癌のステージが3とかに上がることはありますか?」
「2に上がることはありますが、3は稀ですね」
「放射線治療はいつから始まりますか」
「退院の3〜4週間後からです。手術からしっかり回復しないといけませんからね」

手術とパテントブルーの同意書を受け取り、よろしくお願いします!と頭下げて終了。

その後、看護師からも説明を受ける。若い新人看護師のようで手帳を見ながら懸命に説明してくれる。手書きで細かい書き込みがびっしりのページを見て微笑ましく話を聞く。

病室はお手頃個室(1日1万円、シャワー、トイレ付き)で第一希望どおり。

何かご質問は?と尋ねられ、気になっていたブラジャーのことを聞く。術後は胸帯を巻くので不要。退院前にブラジャーについては説明があるとのこと。

「胸帯はいつまで巻くんでしょうか?」
「退院後の診察までです」
「退院後の診察はいつ頃ですか?」
「おおよそ1週間後です」

退院してすぐ職場復帰する予定なので、晒しのような胸帯を巻いて仕事をする自分を想像した。

「胸帯を巻いて服を着たら目立ちますかね?」
「Tシャツ一枚なら目立つかもしれませんが、季節的に何か羽織るから目立たないのでは?」
アホな質問にもちゃんと答えてくれて嬉しい。

胸帯を試着して受け取って今日は終了。
胸帯は3500円。高いのか安いのか。使うのが今回きりになることを願いつつ、でも捨てないんだろうな。

今日の説明で今後の大方の目処が立った。
あとはリンパ節転移がないことを願うのみ!