手術前検査① | 淡々と…40代後半・乳がん記録

淡々と…40代後半・乳がん記録

2023/4/1乳がん告知、5/1手術、5/17確定診断(乳頭線管がん、ホルモン陽性、グレード1、ルミナールA)、5/18ホルモン療法開始、7月から放射線治療。現在はタモキシフェン服用。仕事はフルタイムで継続中。
乳がんとは穏やかに淡々と付き合っていければと思います。

午前に心電図、腹部エコー、肺機能測定、胸部レントゲンを受ける。会社の健康診断でもお馴染みの内さ容だが、腹部は卵巣や膀胱など、骨盤周りまでしっかり。待ち時間も少なく、1時間もかからず終了。
午後からは麻酔医による診察。

麻酔医は穏やかだが明るく理路整然と話す人で、とても安心感があった。

「全身麻酔では自発呼吸が停止するため、人工呼吸のチューブを口から肺に通します。麻酔が効いてからなので痛くはないですよ」
「麻酔が覚めてからチューブを抜きます。すぐに自発呼吸が戻りますので安心してくださいね」

初めての全身麻酔。
呼吸は止まるのに心臓は止まらないんだ…、いやいや心臓が止まったら流石に死ぬか、とアホなことを考える。
この麻酔医に命を預けるという不思議な気持ちもあるが、麻酔医は命を預かるという重責を日常的に担っているんだ。大変ね、という気持ちの方が強かった。
私の命もいつも通りお願いしますね。

全身麻酔に関する同意書を受け取る。入院時に持参せよとのこと。手術中に起こりうるトラブル回避のものだが、命の委任状のように感じてしまう。もちろん預けるしかないけれど。

本日の医療費:4,580円