2024年01月06日 タイラバ(真千丸さん) | 紅い釣行記

紅い釣行記

瀬戸内海での鯛ラバをメインとした、ゆる~い釣行記です。

能登半島大地震の被害状況を見ていると気分が滅入ってしまいますが、自分にできることは義援金を送ることくらい。

自分の生活リズムはいつもと変りなく、週末は釣りに出かけてストレス発散です。

 

この週末は全然潮が流れない、いわゆるクソ潮。

佐田岬エリアの干満差は40cmという有様。

普通に考えればこんな条件で鯛さんを狙うなど無謀ですが、佐田岬には日本三大潮流に匹敵するレベルの「岩礁帯ディープ」がある。

普段なら小潮回りの潮止まり前後限定のポイントですが、クソ潮なら一日攻めることができる。

「岩礁帯ディープ」に張り付き、大型根魚と鯛さんを狙うプランで出撃です。

 

乗船者5名で7時出船。

私の釣り座は左舷胴の間。

どんより曇った空の下、一路佐田岬へGo!

 

 

 

 

 

さあ!

いきなり「岩礁帯ディープ」(笑)

 

潮は0.6~0.8ノット位とトロトロ。

11時過ぎに上げ潮が効き始めるまでは根魚の時間だなと思い、ビンビンインチクの根魚セッティングをチョイス。

ボトムをとって、速巻きで巻き上げる。

 

根魚狙いならボトムネチネチじゃないの?

と思うかもしれませんが、このポイントの起伏は半端ない。

遅巻きだと根にぶつかってロストする可能性が高くなり危険!

 

それから、私は根魚ではアコウをメインターゲットとしていますが、アコウはボトムから5m以上うえでも平気で喰ってくる。

ウッカリは本当にボトムでしか喰ってきませんが、アコウはタイラバを追ってかなり上層までアタックしてくるので、速巻きで素早くボトムを切ることを心掛けています。

ちなみに今までで番上層でヒットしたアコウは、ボトムから10mでした。

 

 

暫くすると、ボトムから5m位上げたところでドスン!!

そして物凄い突込み!

これはギガアコウが来たか?

と思ったのも束の間、ガクンガクンと首を振る感触(笑)

ファーストヒットは鯛さん(笑)

 

強めのドラグをどんどん引き出すこのパワーはナナマル級の大型と確信。

しかしこれが10m位上げたところで無情のフックオフ!!

いきなりやっちまった~(涙)

一部始終をキャビンから見ていた船長も「今のは相当デカかったな。。。」とガックリ。

 

 

気落ちしながら釣り再開。

ビンビンインチクのフォールで、30、40cm級のウッカリを連発!!

 

 

今週も昼食は白身フライ定食に決定!!

 

 

ここから30、40cm級アコウを3匹キャッチ!!

 

 

フォールで1匹、巻きで2匹でした。

 

 

これはアコウが吐き出したカニ。

30cm位のアコウは釣り上げた後、カニを吐き出すことが多いですね。

 

これが40cmを超える大型になると高確率でタコを吐き出します。

大型になるまでタコを襲うのはリスキーなのでしょうね。

 

 

 

その後30cm級のウッカリを追加。

根魚は好釣ですが、中々鯛さんが釣れない。

11時を過ぎて潮が1.5ノット位で流れ始め、鯛さんらしきアタリが数回ありますが中々フッキングに持ち込めない。

 

時間は既に13時。

ヤバい。。。このままでは鯛ボーズになってしまう~。

 

 

 

 

などと少し不安になりましたが、鯛さんは私を見捨てない。

まずは50cm後半の良型鯛さんをキャッチ!!

 

 

ダメージが少なかったので、感謝の意を込めてリリース!

 

 

さあ、鯛さんの活性が上がってきましたよ!

続いてボトム付近でバイト!

しかしフッキングしないのでそのまま巻き続けていると、10m付近まで追ってきてガツン!!

潮に乗ってガンガン走るこのパワー。

朝一にかけた鯛さんに匹敵。

 

 

 

これが68cmの鯛さん!!

僅かにナナマルに届かない!!

でも大型をキャッチして嬉しい!

 

この後、予想以上に潮が流れ始めてしまい攻め続けるのが困難に。

ここで「岩礁帯ディープ」をあきらめ、最後の1時間は「灯台前ポイント」でやってみます。

 

クソ潮なので全然潮が流れていないと思ったら、1.5ノット位と以外と流れている。

船中パラパラと鯛さんが上がりますが、私にヒットするのは余計な奴(笑)

 

 

 

最後に鯛さんを掛けるもバラシ!!

最初と最後に鯛さんをバラす下手糞極まりないムーブ(笑)

 

 

 

終わってみれば船では5名で鯛さん6枚ですが、ほぼ根魚便状態だったのでこんなもんでしょう。

代わりに根魚はウッカリとアコウ多数で根魚便しては快釣!!

 

私は鯛さん2枚と数を稼げませんでしたが、大型根魚の強烈なアタリを楽しめましたし、狙い通り大型鯛さんをキャッチできたので満足!!

クソ潮ならクソ潮なりのプランがある。

どんな潮でも対応できるのが佐田岬の凄いところ。

このブログを見ている読者様も、小潮回りは真千丸で大型根魚を狙ってみては?

 

真千丸 中居船長。こんな潮でも素晴らしい釣果を提供頂きありがとうございました。

今年はまだナナマルオーバーを釣っていませんので、次回釣行では佐田岬のハチマル、キューマルをオナシャス!!

 

 

 

【釣果】

マダイ  × 2 (68cm、50cm級)

アコウ  × 3 (40cm級×1、30cm級×2)

ウッカリ × 3 (40cm級×1、30cm級×2)

ハマチ  × 1 (60cm級) 

 

【キャッチ数】

2/4/7


【タックル】

ロッド:18紅牙AIR K67XHB-METAL

リール:18リョウガ1016-CC

ライン:PE1.0号(リーダー12lb)

 

ロッド:紅牙AGS K67XHB-METAL

リール:18リョウガ1016L-CC

ライン:PE0.8号(リーダー12lb)