2022年07月09日 タイラバ(黒岩フィッシングさん) | 紅い釣行記

紅い釣行記

瀬戸内海での鯛ラバをメインとした、ゆる~い釣行記です。

安倍元首相銃撃事件の翌日の釣行です。

 

これだけネットが発達した時代、あの事件が目の前で起きたかのような臨場感。

数々ネット記事やYouTubeを見ていると精神的にやられてしまい、当日は15時に仕事中断してしまいました。

これマジで鬱になる人が続出するレベル。

私は結構サバサバしていて、こういうことは気にしないのですが、今回は堪えましたね。。。

何か肉親を亡くしたような衝撃でした。

 

 

家でふさぎ込んでいても益々鬱になるだけなのですが、この週末は幸い土日にタイラバ連戦を入れていたので、安倍元首相に哀悼の意を表しながら出撃です。

 

 

この日は佑城船長艇は、がまかつさんの一つテンヤ講習会が入っているようで、タイラバ便は社長が担当。

久々に社長のkuroiwa7号に乗船。

 

 

 

乗船者8名で7:00出船。

私の釣り座は左舷ミヨシ2番手。

今日も四隅の特等席に行けず、実質胴の間磔(笑)

 

 

 

いきなり船を走らせ、結構沖合の島周りにやってきました。

水深は60~70mラインの岩礁帯混じりの砂地。

 

船はトモから流れており、私はやや有利なポジション。

まずはナルトーカーリーで35cm位の小型をキャッチ!

 

 

 

 

その後アタリはあるものの、小型なせいかフッキングに持ち込めない。

あまり好きなやり方ではないが、シルエットをダウンさせるためにシングルカーリーに換装。

小型を拾いに行ってみます。

 

 

 

30cm位の小型を2連続でキャッチ&リリース!

 

とりあえず釣れるけど、これじゃ無い感がハンパないので、ナルトカーリーに再換装して型狙いへ。

これが功を奏して、やっと40cmオーバーをキャッチ!

 

 

 

 

 

潮止まり近くになったタイミングで、大型狙いで岩礁帯ディープへ。

ここのは水深100~70mまで駆け上がる非常に根の荒い岩礁帯。

佐田岬の岩礁帯ディープよりは全然マシですが、それでも油断すれば即根掛りの痺れるポイント。

 

ここでは、チャリコ無用のビンビンインチクのハイアピールセッティングをチョイス。

これを丁寧にボトムからスローで誘っているとガツン!!とバイト!

 

さあ、サイズはどうだ?

 

 

残念50cm級でした(笑)

でも岩礁帯には珍しいピカピカの魚体でした。

 

 

その後も岩礁帯ディープで粘りますが、船では鯛さんが1枚上がったのみ。

途中、右舷トモの方が瀬戸内海では非常に珍しいアオハタを釣り上げていました。

アオハタといえば、宇和海でも日振島以南にしか居ないかなり南方系の魚なのですが、それが瀬戸内海で釣れてしまうとは。。。

コショウダイやオオニベなんかも良く釣れるようになっていますし、やはり海水温はかなり上がっているのでしょうね。

 

 

上げ潮が効き始めると、社長得意のランガンが始まります。

この日は何処に行っても鯛さんの反応があり、船ではポツポツ鯛さんが上がりますが、船がミヨシから流れているのでトモ側には回ってこず。

 

 

その後辿り着いた水深70~100mの砂地ポイント。

ここは近くの島の影響で潮流が曲がっており、船は右舷側からポイントに入っていきます。

左舷は潮裏ですが、ここでも大物を狙ってやろうとビンビンインチクのハイアピールセッティングをチョイス。

 

 

何度か流していると、隣のトモの方が鯛さんをヒット!

もう少ししたら鯛さんが浮上するというタイミングで、私にも強烈なアタリ!!

瞬発力のある走りと大きな首振りで、大型の鯛さんであることを確信!

 

よっしゃ!これはやったで~っ!!

とファイトしていると、隣の鯛さんが私のラインに絡みついてくるではないか。

うわっ!何でこのタイミングで絡まるのか。。。

と思った矢先に社長が隣の鯛さんを玉網ですくってしまいます。

 

ええ~っ!

ここですくって鯛さんを船に上げてしまったら、私のラインが船べりにスレてしまうじゃないですか!

これは不味いと思い、ラインを持って船べりが離そうとしますが、鯛さんの引きが強力で私の手を弾いて船べりへ!

ゴリゴリゴリ。。。バチン!

と見事にラインブレイク。

ラインは90m程出ている状態で高切れ。そして大型の鯛さんさようなら。。。

 

隣の人は「すみません、すみません」と平謝りしてくる。

いや、これは釣った人が悪いんじゃなく、絡まったラインのケアもなく強引にすくってしまったのが悪いので。。。

と頭でわかっていても、目の前で起きた理不尽な現実が受け入れられず呆然自失

 

その後、心ここにあらず状態でラインを組み直し、何とか40cm級を追加して終了~!

 

 

 

 

 

終わってみれば、船では8名で30枚位とまずまず。

小型が多かったですが、夏場のタイラバなのだからこんな感じでしょう。

私はアクシデントに見舞われながらも何とか6枚。

毎度のことながら不利な釣り座でよく頑張りました。

大物を理不尽に逃したことで、安倍元首相襲撃事件で落ち来んでいた心が悔しさでまぎれたのは怪我の功名か?

 

 

黒岩フィッシング 井上船長。

鬱モードを晴らしてくれるエキサイティングなゲームをありがとうございました。

次回はミヨシの特等席で楽々ハチマルオーバーをオナシャス!!

 

そういえば、今年になってチャーター便以外でミヨシで釣ったことがないのですが。。。(笑)

 

 

 

【釣果】
マダイ × 6(50cm級×1、40cm級×2、30cm級×3)


【キャッチ数】

6/8/14

 

【タックル】

ロッド:21紅牙AIR K65HB
リール:スティーズ A TW 1016
ライン:PE0.8号(リーダー12lb)

 

ロッド:紅牙AIR TJ610HS

リール:19セルテートLT3000
ライン:PE0.8号(リーダー12lb)