紅牙TW 4.9-RM インプレ | 紅い釣行記

紅い釣行記

瀬戸内海での鯛ラバをメインとした、ゆる~い釣行記です。

実戦投入から一カ月強。

徹底的に使い込んだ結果をインプレします。




(写真のハンドルはSOMに換装しています)

 

 

まずは巻き上げ力。

流石にギア比4.9:1。本当に力強いです!

松山の激流ディープでも楽々。

RM(楽巻き)モデルは伊達ではありません。

 

但し、その反面巻き上げスピードは激遅!

100mからの鯛ラバ回収には相当の時間を要しますし、ハンドルを回す手も相当疲れます。

まあ、ディープはそんなに頻繁に回収しないので、巻き上げ力を重視する方が釣り人の負担軽減になりますが。

 

リールの剛性と感度はどうか?

これはちょっと微妙という判定です。

ギア比が低すぎるせいか、ザイオンボディのせいか?

巻いた感じカチッとした手応えがないんですよね。

スカっというか、フニュっというか、鈍い手応えというか。。。

ギア比5.5:1のジリオンTW(ローギア)は、巻いた感じのカッチリ感が物凄くあり、ジリオンJ-Dreamに通ずるものがあります。

メタルボディの賜物か、それともギア比が若干高いためか、理由ははっきりしませんが、私がディープで使った感じでは、ジリオンTW5.6の方がしっくり来ます。

 

某船長とも話をしましたが、ギア比は5.5:1位が巻き上げ力、巻き上げ速度、感度のバランスが良い。4.9:1はギア比が低すぎる。もう一つのギア比7.3:1のハイギアモデルはギア比が高すぎて巻きが重すぎる。商品のうたい文句であるドテラではとても使い物にならない。私個人は一体テスターはどんなテストをして、そんな結論に至っているのか理解不能です。ようするに製品ラインナップが両極端過ぎ。

 

しかし、このリールは今までのダイワロープロリールにない魅力があります。

それはドラグ音。

スティーズと違い、相当大きな音がします。

1月に東京フィッシングショーで触った時より、明らかに大きくなっていると思います。発売までの間に改良したのでしょうか。

ドラグ作動時のジジジーっ!という音は、ファイト中の雰囲気を盛り上げてくれますからね。ここはFUNを取ってくれたダイワさんに素直に感謝です。

 

あと、性能とは関係ありませんが、このリールのカラーリングどうにかなりませんかね?

メタリックブラックのボディにピンクの組み合わせって皆さんどう思います?私の感性ではありえないのですが(笑)

紅牙ブランドのイメージカラーがピンクなので、仕方ないのでしょうが。

 

いろいろ書きましたが、総括すると紅牙TW 4.9-RMは、ディープ鯛ラバで主力になると思いますので、迷っている人は買って損しないと思いますよ。

ドラグ音が要らない人は、ジリオンTW5.6が値段も安くておススメ。

 

ご参考まで。