さて。
レッドバロンと言えば。
国内最大のバイクチェーン店ですよね。
そんなレッドバロン。
様々なサービスを展開していますが。
特に有名なのが。
オイルリザーブ。
これ、ね。
良い!という人もいれば。
絶対止めた方がいい!という方もいます。
良いと言うのは、コストパフォーマンスが素晴らしい!というところ。
止めた方がいいというのは、安いので粗悪なオイルではないか、というところ。
どちらが正しいのか・・・は考え方次第なんでしょうけども。
少なくとも私は。
良い制度だと思い、今回は契約済です。
これについて考えます。
まず。
オイルリザーブはブランドをELFかMOTULで選択します。
それから、リザーブ量を15Lか30Lで選びます。
今回は。
購入車両がGSX-R1000という高回転型・高排気量のバイクなので。
MOTULを選択し、30Lで契約しました。
リザーブ代金は18000円です。
1Lあたりだと600円。
ところで。
MOTULのバイク用オイルで最も安い化学合成油は。
H-TECH100 4Tという商品になります。
このエンジンオイル。
20Lベール缶だと、22000円ぐらいで販売されています。
つまり。
単価は1100円です。
レッドバロンの単価600円に比べると。
500円も差があります。
と言うことは。
これより安っぽい粗悪なオイルなのか?
と言うと。
違うと思います。
なぜなら。
レッドバロンは大量のオイルをMOTULから直接仕入れする訳で。
1L単価600円でも十分に元が取れる単価で仕入していると思います。
また。
オイルのグレード的にも。
H-TECH100 4TはSLグレードですが、レッドバロンの200-4TR/SはSNグレードになります。
(SLよりもSNの方がグレードが高い)
つまり。
それなりの添加剤は配合されているということですね。
単価の話はそれぐらいにして。
ちょっと、話が変わりますが。
皆様。
バイクって、どれぐらいの期間、同じバイクに乗ってますか?
また。
走行距離って、どれぐらい乗りますか?
これは仮定ですが。
期間は5年、走行距離は年間5000km乗るとします。
半年毎に2500km走行でオイル交換すると仮定した場合。
手放すまでに行うオイル交換は9回。
オイル量が2Lのバイクだと。
18L使用します。
つまり。
12L残ります。
すると。
レッドバロン的には30Lのリザーブで契約していても。
18Lで済む訳で。
そうなると、オイルリザーブ代18000円÷30L=600円の単価が。
18000円÷18L=1000円に変わります。
どうですか?
一般的なオイル価格に近付いたと思いませんか?
実際のところ。
同じバイクを長期間乗り続ける方や、走行距離が多い方って絶対数的には少ないですよね。
つまり。
レッドバロンのオイルリザーブは、十分に儲かる仕組みなんだと思います。
ちなみに。
バイクを売却する際にレッドバロンに買取してもらえばオイルリザーブの残りを買取する仕組みがありますが。
これは最高でも18000円なので、買取価格の調整の範囲内として、まあ問題無いんだと思います。
そもそも。
下取りで他店へ売却する方には返金しないので。
レッドバロン的には損しませんからね。
総合的に言うと。
レッドバロンでオイルリザーブをするなら。
走行距離に関わらず半年に一度は必ずオイル交換!
最低でも5年は同じバイクに乗る!
と言う方向けのサービスだと思います。
使用期限が無いのは良心的ですね。
また、走行距離が年間10000kmを超える方なら、すごく良いサービスだと思いますよ。
オイル交換工賃が900円かかりますが。
一般的なバイク店並みなので、問題無いでしょう。
もし、レッドバロンでオイルリザーブを考えているなら。
15Lで契約するというのも選択肢に入れてもいいでしょう。
ご参考まで。