2020年5月21日 FBへの投稿

 

緊急事態条項を含む改憲の方向へ傾く稚拙な議論よりも、スウェーデンの成熟した覚悟にこそ日本が学ぶべき社会の在り方があるんじゃないか。

もちろん、そのままマネをすべきっていうつもりはないし、もしかしたら失敗だったっていう総括になるかもしれない。それでも、国家としての姿勢は明確であり、国民がそれを信頼しているっていう現実があまりにも日本とは対照的。

 誰も責任を取りたくないために、子ども達が人生で最も輝く時間の多くを削って努力を積み重ねてきた「夏の甲子園」という目標を簡単に奪い取る社会を誇らしいとは、とても思えない。

(以下、記事から抜粋)

 公衆衛生に関する政策を実質的に決めているのは、ロベーン首相ら政治家ではなく公衆衛生庁の疫学責任者アンデシュ・テグネル氏らのチームだ。毎日の記者会見で感染状況や施策を説明する。独自戦略は外国メディアからも注目され、ブルームバーグ通信によると8日のオンライン会見では60カ国から450人の記者らが参加。テグネル氏は「国民を信頼し、個人に責任を与えるのが、私たちの公衆衛生のあり方だ」と語った。

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 在宅勤務をしつつ、スポーツジムに通い、週末はショッピングセンターでの買い物や家族とパブでの食事を楽しむ。「他国のように武装した警官や兵士が市民を見張る社会は望まない。若者は社会を通常通り動かすために出来ることをすべきだと思う。高齢者を守るためにもなる」

 

 

 

※コロナ初体験の1年前、自分が何を考えていたかを記録するために、FBへの投稿から拾っていこうと思います。