ここ1年以上の間、考えに考え、弁護団のみんなと議論を重ねて、訴状を練り上げてきた原発メーカー訴訟を、1月30日、ついに東京地裁に提訴したクラッカー 


 去年までにある程度、弁護団メンバーそれぞれの担当分を提出してもらってつなぎ合わせた暫定版について、1月15日の弁護団会議で、最終的に修正点を確認、19日の日曜までに修正版を提出してもらい、そこからは個別に各弁護士にオーダーを出したりしつつ、俺と、同じ事務所の寺田弁護士(のぶりん)とでまとめるという流れだった。


 しかし、何しろ書くべきことがめちゃくちゃ多い訴状で、簡単にいくわけがないダッシュ!

 25、26日の週末は、終電まで淡々と作業を進め、27日の月曜は、ここはもう最後の山だろうと考え、帰るのを諦めてそのまま頑張り、28日の午後、ついに最終暫定版が完成。


ちょうどそのタイミングで、お手伝いをお願いしてあったロー・スクールの同窓・ガリータが来てくれて、その日のうちに、一応の形式を整えてくれた。


 さらに29日も、午前中の裁判が終わった後、昼から細かいところを直しつつ、のぶりん、ガリータ、そしてアーライツ事務員・かおりと作業を分担しつつ、証拠を整理し、証拠説明書を作り、プリントした訴状を持って終電で帰宅。


 当然のことながら、往復の電車で読み返すと、手を入れたいところが続出・・・・

次の日も早目に事務所へ行って、最後のチェック&修正をしつつ、訴状、証拠説明書、証拠甲1~14号証、代理人目録、被告目録それぞれを、裁判所用、被告3社用、そして控えを含む5セットを準備できたのは、午後2時前。



 2時半近くに裁判所に到着し、事務局の人たちに任せてあった原告目録を一緒に綴る予定だったが、これまた若干の手違いがあって、結局、民事受付に持ち込んだのは、記者会見予定時間10分前の2時50分。

 しかも、事前に相談に行った時には、それだけの原告数がいるなら、委任状と目録の付け合せはその場ではやらないんで、受付はすぐに終わるってことだったのに、なぜかその同じ書記官が、付け合せをやるって言い出したガーン

 

 仕方ないんで、のぶりんと事務局2人を残して、会見場へ。



 何か問題でもあって、また明日出し直しなんてことがあったらどうしよう、と内心ビビリつつも、会見では「今、提訴してきました。」と発表。

結局、会見が終わっても、のぶりんは戻らず、その後の弁護士会館での報告会 の途中、5時近くになって、ようやく事件番号が書かれた用紙をもって合流おんぷ。



 そんなわけで、海外357名を含む1415名の原告が結集して、いよいよ訴状が、被告GE、東芝、日立に届き、本当の闘いが始まるパグ


 さらに、2月末まで原告を募集し、3月頭には第二次訴訟を提起する予定もある。

事務局長・崔さんが台湾、フィリピン、インドネシア、ドイツ等を回って、説明会ツアーをやった感触としては、1万人達成も十分に期待できるとのことだ。


 世界の原発体制の根幹に挑むこの訴訟、是非、多くの人たちに参加してもらって、ガンガン盛り上げて行きたいんで、よろしくお願いします!!