宇都宮さんと細川さん、脱原発を掲げる候補が票を取り合えば、舛添を利するだけと、一本化を探る動きが止まらないダッシュ!

 実は、俺も細川さんが出ると聞いた直後、まだ発表もない段階で、宇都宮支持を早々に決めていた緑茶会や緑の党の関係者に、それとなく支持の取り下げ等一本化に向けた可能性がないか、探ったりもした。

 

 ところが、再び秀征さんから「一本化に向けて動いている人たちがいるっていう話しを聞いたんだけど、こちらは、そんな姑息なことは一切考えていない。周囲の人たちにもそう伝えてくれ。」という趣旨の電話があったふー


 その後、色んな人たちの意見を聞いたりして思ったんだけど、冷静に考えてみれば、そりゃあ無理なことだと気付いたライト


 まず、一本化っていうと聞こえはいいけど、実質的には、宇都宮さんに断念を迫ることで、細川さんとすれば、そんなことを積極的にやれるわけがない。

公開の場での2人の討論を計画したグループもあったけど、細川さんが、「自分の考えはこうだから、あなた降りてね」なんてことを言うことはあり得ない。


 宇都宮さんは、討論に積極的だったようだが、そりゃあ申し訳ないけど、当選可能性のない立場からすれば、政策協定ができれば大収穫だし、さらに副知事か何かの地位を約束してもらえれば言うことはないだろう。


 しかし、前回と違って、今回の宇都宮さんがほとんど共産党候補になっとることを考えれば、細川さんにとって政策協定は無理な相談だ。


 つまり、一本化協議に本人たちが乗ることは、宇都宮さんにとって失うものはなく、細川さんには得るものがないということになる。

 そもそも、細川さんも小泉さんも、これまで当選するために何かを譲歩するなどという文化は一切なく政治家をやってきた人たちだということからも、一本化に無関心だったのは、当然と言っていい。


 そして、今日、「脱原発都知事の実現を目指す市民の会」が、一本化の断念と細川支持を正式に発表した きらきら


 これでとりあえずひと段落で、あとは、それぞれの立場で投票日までひた走るだけだダッシュ

 ともすれば、宇都宮さんの支持者は、まるで最大の敵が細川さんであるかのように激しく攻撃をすることも多かったが、それこそ自民党や舛添を喜ばせるだけだってことに気づくべきだ。


 信条を貫くか、脱原発の実現を優先するか、そこんところをじっくり考えて、悔いのない決断をしようぜぐー