2011年度の殺処分の数は、犬43,606頭、猫131,136頭とのことで、減ってきとるとはいえ、驚くべき数だ
感情的な部分で絶対に許せんっていうのはもちろんだけど、現実問題として、人間社会にとって犬や猫は、ずっと昔から、そしてこれからもずっと必要不可欠な存在だっていうのは確かな事実だろう。
そう考えると、真の成熟した民主主義社会を作っていくためには、人間と動物たちとの関係も成熟させていく必要があるはずなんだぜ。
今のように、動物をモノのように扱い、毎日何百頭も処分していくなんて、どう考えても不健全だし、まともな社会と言えるはずがない
そういうわけで、来年度から東京弁護士会・公害環境委員会の中で、殺処分と動物実験をなくすことを目的とした「動物部会」っていうのを作ろうと思っとる。
今んとこ、ちゃんとしたイメージはできとらんけど、弁護士と獣医師、市民グループ、政治家そして行政が連携して活動することで、必ず具体的な成果を上げられるはずだ。
そんなわけで先日、まずは動物PT準備会って感じで、ゴールゼロ っていうNPOを仲間と立ち上げて頑張っとる獣医師の太田快作先生を呼んで勉強会をやった。
大学時代にも「犬部」っていうのを作って頑張っとった熱い青年医師の話は、まさに1発目の勉強会に相応しいもので、弁護士からの質問も途絶えることなく、あっという間に予定時間をオーバーするほど盛り上がったぜ
とりあえず、秋ぐらいに正式に動物PTってことでスタートして、来年度の動物部会の設立に向けて準備をし、さらに1年後には、ある程度の成果を発表するぐらいのつもりで活動をするつもりだ。
こういう本は、辛すぎるのは分かっとるで、これまで避けてきたけど、もうそういうわけにはいかんよな
この問題に興味がある人はたくさんいるだろうから、是非、みんなで協力してゼロを実現しようぜ