今年の2月にクライメットJに関わってから読んだ、その関連の本は、
『世界の地球温暖化対策』(浅岡美恵、和田重太他/学芸出版社)
『地球温暖化-ほぼすべての質問に答えます!』(明日香壽川/岩波ブックレット)
『地球温暖化を考える』(宇沢弘文/岩波新書)
『社会的共通資本』(宇沢弘文/岩波新書)
『まるで原発などないかのように』(田中三彦、只野靖他/現代書館)
『原発抜き・地域再生の温暖化対策へ』(吉井英勝/新日本出版社)
『原発に頼らない社会へ』(田中優/ランダムハウスジャパン)
『今こそエネルギーシフト』(飯田哲也、鎌仲ひとみ/岩波ブックレット)
そして、今朝
『原発のウソ』(小出裕章/扶桑社新書)を予約した。
・・・それなりには、我ながらよく勉強してきとると思う。
それでも、この世界で頑張ってきた人たちと話すと、自分の知識のなさや理解の浅さに愕然とするんだよな
当然のことなんだけどさ。
で、これらの本は、どれもきっちり選んで読んだものなんで、正直言ってどれもよかった。
なんで、どれがオススメかと聞かれても困るんだけど、とりあえずすべての立場の人、大人も子どもも、知識がある人もない人も、少しでも多くの人たちに読んでもらいたいと思うのは、やっぱり優さんの『原発に頼らない社会へ』かな。
何しろ、この本はもともと『ヤマダ電機で電気自動車を買おう』っていうタイトルで1500円で売っとったのを、3.11を機に改訂し、タイトルを代え、さらに1000円に値段を落として販売されたものだ。
このことだけでも、儲けより、少しでもたくさんの人に事実や問題点を知ってもらって、福島の事故を時代のターニングポイントにしたいっていう優さんの思いがホンモノだってことが分かる。
社会構造の真実を理解するのに、恐竜と人間の闘いっていう例えがホントに素晴らしい名著。
今、日本はマジで困難な状況にあるけど、それだからこそホンモノのロック・スピリットを持った人たちに光が当たり、その存在に俺たちは希望を見出すことができる。
インチキを見破る目を養って、いい加減ちゃんとした民主主義を確立できるよう、まずは真実と希望の仕入れからだぜ