オリベイラ主導の守備に勝因を見出した川崎戦 | 地球は青いDX.ver2

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熱く語る浦和レッズブログです。サッカー歴も長いので、戦術的な話とか、色んな視点から細かい所まで踏み込みます。

えー、まず始めに、川崎相手にはダメ元でぶつかろう、的な発言を前回したことをお詫びいたします。

 

ただ、中2日の鹿島戦は、今日フルメンバーで行っている分、体力的に厳しいことに変わりないが、川崎に勝てたことで、中断期間までの勝ち点勘定という意味では、前節の湘南戦の負けを取り返したと思う。気持ち的には、鹿島戦も少し楽になっただろう。

 

オリベイラの下で、今週取り組んできた守備が上手くはまった。

堀監督のようにバランスを崩して、前からプレッシングにいくのではなく、後ろが押し上がっているときには前から連動して行く。そのため、掻い潜られた後の縦パスに対しても自由を与えなかった。また、意図的かどうかは分からないが、リベロのマウリシオが、ゾーンではなく、マンマーク気味にポジションを崩して川崎のトップの選手に食いついて行っていたのも印象的だった。あとは、全体的にファールも辞さないチェイシングの意識づけはあった。イエローやファールはその分多くなったが、それくらい行かないと川崎には自由にやられる。

 

攻撃に関しては、まだ発展途上だと思っている。この試合は川崎相手なので、上手くいった面もあるからだ。川崎は自分たちでボールを持つ時間を増やして、相手に持たせないことを守備の1つにしているが、全員が究極にコンパクトにして繋いでいる分、今日のように守備ではめられ、速攻でピッチを広げられると苦しい。リードの有無にかかわらず、常にラインも高く保たれていて、サイドバックも攻撃的で上がっていることも多い。とても攻撃偏重型のチームな分、攻撃が上手くいかなくなると、守備も綻びが出る。ACLの敗退は、まさにそれに近い。アジアではどのチームも球際が強く、自由をあまり与えてくれない。

 

レッズとしては、今日の勝因は守備の方にあっただろう。川崎の得意な土俵にもっていかなかった事だ。これはオリベイラの時の鹿島が結構得意だった気がする。あの悪夢の2007年埼スタ決戦ももこんな感じだったような。

 

興梠への負担の問題はまだ変わっていない。この試合も結局興梠しか点を取っていない。他の選手にも取れるチャンスはあった。しかし、結果としては興梠のみだ。また、ナバウトが入り、武藤とは違った前線のターゲットとしての役割ができ、より2トップらしくなった。これに関しては、チームとしてプラス面だろう。ただ、まだボックスでの興梠の動きなしでは浦和は成り立たない。交代で出てきた2人や中盤の選手のボックス付近での怖さは、申し訳ないが少ない。前から何度も言うが、これをチームは早急に考えないといけない。興梠への負担増だけでなく、浦和の得点力という意味でも限界が出てくる。浦和が残留を目指すクラブであれば、今のままでも良いだろう。でも、そうなのか。

 

連戦もあと少し。残り3試合、川崎戦のような守備が出来れば、しぶとく勝ち点は伸ばせるはず。

中断期間まで、気持ちで乗り切るしかない。