リッツカールトンのAzure45の後にオープンしたHéritage by Kei Kobayashiへランチで訪れました。料理、器、サービス、空間演出、制服まで全てを小林氏が監修。
 
 
エントランスはTOWERSと同じ。12時のオープンまでは入り口のソファーで待つように案内されます。

 
 
 
TOWERSを通り抜けた先にダイニングがあります。お花がきれい。
 
 
HeritageからTOWERSを見た様子。
 
 
 
 
全体的に2人席が多い印象。
 
 
窓からは東京湾まで見渡せて、テンションあがります。残念ながら東京タワーは麻布台ヒルズに隠れて全く見えず。窓際だったら眺めが最高ドキドキ窓際は2人席だけみたい。私たちは壁際の4人テーブルへ。
 
 
 
 
奥には個室。こちらもとても素敵。
 
 
 
 
まずは食前酒にシャンパーニュはいかがですか?とお勧めされ、ベルエポック、ドゥーツ、ボランジェがありますと言われましたが、事前に口コミでシャンパーニュ1杯6000円超えという書き込みを見ていたので、恥ずかしながらもお値段を伺いました。庶民だから仕方ありません。
 
にらんだ通りベルエポックは1万円近く。ボランジェは6000円超えではなく、4000円で安心しました(高いけど)ルイラトゥールのモンラッシェが「グラスで」飲めちゃうのはすごい!65000円だけどwボトルはフランチャコルタが9000円くらいだったから、ボトルで行っちゃった方が仕上がりはお手頃かも。
 
 
赤ワインはこちら。オーパスワンって本当に高くなりましたね。グラスで38000円の価値はないかなぁ。ワインペアリングもありましたが、こちらはシャンパーニュは含まれていないそうです。
 
 
4人中ふたりはシャンパーニュ、ふたりはノンアルで。
 
 
 
かんぱーい音譜
 
 
4種類あるランチコースから17800円のコースに。
 
アミューズ3種
かわいらしいアミューズドキドキ
 
 
サクサクのピザ生地の上にモッツァレラチーズとセミドライドトマト。
 
 
シンプルなのに味が決まってる!
 
 
パイ生地の間に豚のリエット、上にはシブレットなど。
 
 
これも美味しい!
 
 
竹炭のマカロンの中にはクリームチーズとトリュフ。トリュフの香りがとてもよくてうっとり。いずれもシャンパーニュにぴったり!
 
 
急須で注いでいるのは
 
 
 
牛コンソメ
ポートワインが入っていてとても深い味わい。もっと飲みたい。
 
 
素敵なBOXを恭しく持ってきて蓋を開けると大きなトリュフが!こちらはプラス料金でメインにかけてくれるそう。1g(だいたい1枚分)で1000円。香りを楽しむなら5~6枚はスライスしてもらわないとねぇととりあえず考えまーすと全員保留爆  笑←結局メインの時にどうしますか?とも聞かれなかったw
 
 
パンが登場。
 
 
 
全粒粉、ライ麦、パンオレの3種類。MAISON KEIはアダチのパンだけど、これはリッツで焼いているそう。MAISON KEIではおかわりが止まらない美味しさだけど、これは普通。お料理を食べる余裕を残すために食べずに我慢できるレベルのパンでした爆  笑(全種類味見はしたけど。)
 
 
無塩バターとカマルグのフルールドセル。自分好みで有塩に。私は無塩派なのでバターだけで。ふたりで1つの容器に入ったバターをシェアというのはあまりスマートではないかも。
 
 
アムールクリスタルキャビア、牡丹海老、赤紫蘇の葉、リンゴシャーベット、西洋わさびのムース
 
 
ねっとり甘い牡丹海老のタルタルにキャビアの塩気、リンゴの酸味、紫蘇の香り、そしてなめらかなムースが一体になり、得も言われぬおいしさ。
 
 
平目
シャンパーニュ入りブールブランソース、ベーコンチップ

 
肉厚で半生の平目にカリカリのベーコンを合わせるとは大胆!大好きなブールブランソースも極上の味。これはパンできれいに拭っていただきました。
 
 
こんな美味しいお料理でワインを我慢するのは無理。お肉に合わせて赤ワインを。下から2番目の赤をくださいって自虐的爆  笑それでも1杯5600円!!
 
 
 
 
Nuits Saint George 2021Jerome Chezeaux
正統派のニュイのピノ。香りがよくて美味。
 
 
蝦夷鹿のロースト(プラス料金で他のお肉に変更も可)
牛蒡、ゆり根と牛蒡のピュレ、きわみえのき、赤ワインとブラックペッパーのソース。
 
 
鹿肉はくせもなくしっとり柔らかく完璧な火入れ。スパイシーなソースも重すぎなくてよかった。大きな2切でボリューミー。正直1切でもいいくらい。となるとランチはメイン1つの下のコースでも十分かも。牛蒡のフリットはフォークでは食べにくく、みんな手でw箸休めにいい感じ。
 
 
タルトフレーズ
レモンバームクリーム、フロマージュブランのムース、メレンゲ
かわいらしいデザートにテンションがあがりますドキドキ

 
上のメレンゲをはずすとこんな感じ。苺の甘酸っぱさを爽やかなレモンバーム、まろやかなフロマージュブランが包み込んで。
 
 
 
 
 
ラテ
 
 
そば粉のタルトのチョコタルトとヌガーグラッセ&金柑コンフィチュール
 
 
小菓子もかわいい。金柑が爽やか!おしゃべりしていたらヌガーグラッセが溶けてしまったけど。
 
 
一口サイズだけどすごく濃厚で満足感大。
 
 
窓が大きく天井が高いけど、壁際の席だったので、薄暗い写真になってしまいました。夜はもっとムーディーでさらに撮影困難?!
 
MAISON KEIではサラダとデザートがシグネチャーディッシュとして登場するけど、ここはそういうのはないのかな。バラに見立てたフランボワーズのバシュランがSNSで投稿されていたのでそれが定番なのかな?と思ったけど違うデザートでした。
 
お料理はMAISON KEIとはまた少し違う感じで、上品なモダンフレンチでどのお料理も美味しかったドキドキサービスはリッツなので間違いはなく、トイレがエレベーターの向こうまで行かないとならないのだけがちょっと残念だけど、また季節を変えて行ってみたい。仕上がりはシャンパーニュと赤ワイン、ミネラルウォーター(2本を4人で割って)、30000円弱。
 
4月にオープンする虎ノ門ヒルズのKEI Collection PARISも楽しみ!(と思っていたらもうすでにいい時間の予約が取れないことが発覚。)