9月に訪れたJour de Marcheを再訪。曙橋駅から徒歩3分。デザイナーズマンションの1階にあり、赤い看板の奥が入り口です。
 

 
 
カウンター席とテーブル席2つの店内はおしゃれでスタイリッシュ。現在シェフによるワンオペのため1日2組限定で、広い空間を贅沢に利用できます。
 
 
 

女性シェフはリヨンの星つきレストランなどで経験を積んだ実力派。素材が書いてあるだけのメニューにどんなお料理が出てくるかわくわくが止まりません。

 
 
スガハラのプレートがかわいい。
 
 
この日は白ワイン気分だったので
Vire Clesse 2020 Verget
ハチミツとミネラル感が強く、余韻が長い。後半はほどよい苦みも。このワイン、この日のお料理にぴったりでした!
 
 
Menu Luxe(13200円)
 
アミューズ
フォアグラ、サーモン
 
 
サーモン
発酵バターを使用した自家製ミニクロワッサンにサーモンのムース。小さなミニミニクロワッサンは作るのが大変そう。なめらかなサーモンムースもサクッとしたクロワッサンも香りがよく美味。
 
 

フォアグラ

スペシャリテで、ほうじ茶のマカロンにフォアグラ、フランボワーズジャム挟んであります。ほうじ茶の香りがよく、甘味がしっかりしていてまるでスイーツのよう。

 
 
3つめのアミューズ。
グリンピース
 
 
グリーンピースの温かいスープに、ピレネー地方の生ハム・ノワール・ド・ビゴール、ミルクの泡、チーズサブレ。春らしい色合いのグリーンピースの香りがよく、しっとりきめ細かい肉質の生ハムはスープで温められることにより香りが立ち、口に入れると芳醇な香りと肉の旨味が口いっぱいに広がり、とろけます。そこに噛むたびにチーズの香りが広がるサブレの食感が加わり、非常に魅惑的なスープでしたドキドキ
 
 
前菜
ホタルイカ ピサンリ
ピサンリとは白アスパラガスのように日に当てずに育てたたんぽぽの葉。そのほかセリ、八朔、イベリコ豚のチョリソー、岡山県産ミニトマトなど様々な野菜、ホタルイカのソテーなどをビネグレットで和えたサラダ仕立ての前菜。
 
 
ピサンリはアンディーブみたいな感じでくせがなくほろ苦さとしゃきしゃき食感が美味。甘いミニトマトや爽やかな八朔、濃厚な旨味のホタルイカなど様々な味、食感が楽しめ、非常に満足感が高かった。ランチならこれがメインのサラダランチでもいいかも♪ボリュームもあるのでかなりこの段階でお腹がいっぱいに。
 
 
胡麻などをまぶした焼き立てのパンは熱々で香ばしい。
 
 
牡蠣 きのこ
三陸産牡蠣、群馬県椎茸、舞茸、芽キャベツのフリカッセ
 
 
大きくてぷりぷりの牡蠣に、肉厚の椎茸や香りのよい舞茸、歯ごたえのよい芽キャベツと1つずつの素材のクオリティが高く、シェリービネガーがクリームソースを引き締め、完成された1品。
 
 
2つ目のパンは全粒粉。
 
 
 
牡蠣が魚料理かと思いきや、まだ温かい前菜で、魚料理の前にリゾットが出てきます。
 
釜揚げしらす 黒米
 
 
しらすをディルとセルフィーユと合わたのが秀逸。グラナパダーノチーズの香ばしさもいいアクセントに。しかしもうこの辺でお腹がいっぱいで半分は夫へ。
 
 
北海道産クロメヌケ
クロメヌケのポワレにセモリナ粉でフリットにしたふきのとう、黒あわび茸、菊芋チップ、ソースはホタテのひもをベース。
 
 
クロメヌケは皮はパリッと、身は柔らかく、フキノトウの苦みや深い味わいのソースとの相性も抜群。
 
 
お肉に合わせて赤ワインを。グラスでいただけるものはこの日はこの3種類でした。
 
ふたりともこちらに。
Ladoix 2017 Domaine de la Juviniere (2000円)
2017年だけど枯葉や土のようか香りで熟成感があり美味。
 
 
NZ仔牛
一目見て仔羊の間違いでは?と思ったら、なんと生後2週間(!)の仔牛の背肉だそう。ソースはフォンドボーとポルト酒。
 
 
味は一般的な淡泊な仔牛とは違い、背肉ということもあり、かなり脂がしっかり乗っていてぷるんとした不思議な初めての食感。正直これだったら生後2週間の仔牛を敢えて食べず、羊でいいかなというのは個人的な感想。
 
 
ソテーした様々な野菜は味が濃くて力強くて好みでした。
 
 

自家製プリン

 
 
鳳凰卵で作ったなめらかプリン。
 
 
4種類から選べる食後のドリンク。フレッシュハーブティー、ルイボスティー、アールグレイ、コーヒー。
 
 
ショコラ 柚子
チョコレートムース、ヨーグルトソルベ、ヨーグルトスープ、凍らせた柚子コンポートをスライスしたもの
 
 
チョコレートとヨーグルトを柚子がつないで、さっぱりと。
 
 
ミント、レモングラス、レモンバームのフレッシュハーブティー、パッションフルーツのパート・ドゥ・フリュイ、ヌガー。
 
 
 
 
旬の食材をふんだんに使ったお料理は1つ1つ細部にわたって丁寧に作られ、繊細で上品な味わい。お料理に野菜がたっぷり使われているのもよかった。気取らない雰囲気の中、端正なフレンチがいただける良店です。
 
ただし量がとても多すぎて、ショートコースがあったらいいのにと思います(そのせいではないとは思うけど、その晩から胃腸炎を発症、消化できず大変でした。)個人的にはリゾットで完全に満腹になってしまうので、リゾットなしで、お魚かお肉のどちらかで十分。前回もそうでしたが、後半がかなりきつくて。
 
またワンオペゆえ食べ終わるのに3時間。お腹を思いっきり空かせて、時間に余裕をもって訪れることをお勧めします。
 
 
Jour de Marche
新宿区四谷坂町12-11 BITEN 1F
050-5593-9584

 

9月に訪れたJour de Marcheを再訪。曙橋駅から徒歩3分。デザイナーズマンションの1階にあり、赤い看板の奥が入り口です。
 
 

 
 
カウンター席とテーブル席2つの店内はおしゃれでスタイリッシュ。現在シェフによるワンオペのため1日2組限定で、広い空間を贅沢に利用できます。
 
 
 

女性シェフはリヨンの星つきレストランなどで経験を積んだ実力派。素材が書いてあるだけのメニューにどんなお料理が出てくるかわくわくが止まりません。

 
 
スガハラのプレートがかわいい。
 
 
この日は白ワイン気分だったので
Vire Clesse 2020 Verget
ハチミツとミネラル感が強く、余韻が長い。後半はほどよい苦みも。このワイン、この日のお料理にぴったりでした!
 
 
Menu Luxe(13200円)
 
アミューズ
フォアグラ、サーモン
 
 
サーモン
発酵バターを使用した自家製ミニクロワッサンにサーモンのムース。小さなミニミニクロワッサンは作るのが大変そう。なめらかなサーモンムースもサクッとしたクロワッサンも香りがよく美味。
 
 

フォアグラ

スペシャリテで、ほうじ茶のマカロンにフォアグラ、フランボワーズジャム挟んであります。ほうじ茶の香りがよく、甘味がしっかりしていてまるでスイーツのよう。

 
 
3つめのアミューズ。
グリンピース
 
 
グリーンピースの温かいスープに、ピレネー地方の生ハム・ノワール・ド・ビゴール、ミルクの泡、チーズサブレ。春らしい色合いのグリーンピースの香りがよく、しっとりきめ細かい肉質の生ハムはスープで温められることにより香りが立ち、口に入れると芳醇な香りと肉の旨味が口いっぱいに広がり、とろけます。そこに噛むたびにチーズの香りが広がるサブレの食感が加わり、非常に魅惑的なスープでしたドキドキ
 
 
前菜
ホタルイカ ピサンリ
ピサンリとは白アスパラガスのように日に当てずに育てたたんぽぽの葉。そのほかセリ、八朔、イベリコ豚のチョリソー、岡山県産ミニトマトなど様々な野菜、ホタルイカのソテーなどをビネグレットで和えたサラダ仕立ての前菜。
 
 
ピサンリはアンディーブみたいな感じでくせがなくほろ苦さとしゃきしゃき食感が美味。甘いミニトマトや爽やかな八朔、濃厚な旨味のホタルイカなど様々な味、食感が楽しめ、非常に満足感が高かった。ランチならこれがメインのサラダランチでもいいかも♪ボリュームもあるのでかなりこの段階でお腹がいっぱいに。
 
 
胡麻などをまぶした焼き立てのパンは熱々で香ばしい。
 
 
牡蠣 きのこ
三陸産牡蠣、群馬県椎茸、舞茸、芽キャベツのフリカッセ
 
 
大きくてぷりぷりの牡蠣に、肉厚の椎茸や香りのよい舞茸、歯ごたえのよい芽キャベツと1つずつの素材のクオリティが高く、シェリービネガーがクリームソースを引き締め、完成された1品。
 
 
2つ目のパンは全粒粉。
 
 
 
牡蠣が魚料理かと思いきや、まだ温かい前菜で、魚料理の前にリゾットが出てきます。
 
釜揚げしらす 黒米
 
 
しらすをディルとセルフィーユと合わたのが秀逸。グラナパダーノチーズの香ばしさもいいアクセントに。しかしもうこの辺でお腹がいっぱいで半分は夫へ。
 
 
北海道産クロメヌケ
クロメヌケのポワレにセモリナ粉でフリットにしたふきのとう、黒あわび茸、菊芋チップ、ソースはホタテのひもをベース。
 
 
クロメヌケは皮はパリッと、身は柔らかく、フキノトウの苦みや深い味わいのソースとの相性も抜群。
 
 
お肉に合わせて赤ワインを。グラスでいただけるものはこの日はこの3種類でした。
 
ふたりともこちらに。
Ladoix 2017 Domaine de la Juviniere (2000円)
2017年だけど枯葉や土のようか香りで熟成感があり美味。
 
 
NZ仔牛
一目見て仔羊の間違いでは?と思ったら、なんと生後2週間(!)の仔牛の背肉だそう。ソースはフォンドボーとポルト酒。
 
 
味は一般的な淡泊な仔牛とは違い、背肉ということもあり、かなり脂がしっかり乗っていてぷるんとした不思議な初めての食感。正直これだったら生後2週間の仔牛を敢えて食べず、羊でいいかなというのは個人的な感想。
 
 
ソテーした様々な野菜は味が濃くて力強くて好みでした。
 
 

自家製プリン

 
 
鳳凰卵で作ったなめらかプリン。
 
 
4種類から選べる食後のドリンク。フレッシュハーブティー、ルイボスティー、アールグレイ、コーヒー。
 
 
ショコラ 柚子
チョコレートムース、ヨーグルトソルベ、ヨーグルトスープ、凍らせた柚子コンポートをスライスしたもの
 
 
チョコレートとヨーグルトを柚子がつないで、さっぱりと。
 
 
ミント、レモングラス、レモンバームのフレッシュハーブティー、パッションフルーツのパート・ドゥ・フリュイ、ヌガー。
 
 
 
 
旬の食材をふんだんに使ったお料理は1つ1つ細部にわたって丁寧に作られ、繊細で上品な味わい。お料理に野菜がたっぷり使われているのが好みで、気取らない雰囲気の中、端正なフレンチがいただける良店です。
 
ただし、男性でも食べきれないほど量が多すぎて、ショートコースもあったらいいのにと思います(そのせいではないけれど、その晩から胃炎を発症、消化できず大変でした。)個人的にはリゾットで完全に満腹になってしまうので、リゾットなしで、お魚かお肉のどちらかが選べるといいな。(リゾットもスペシャリテなのはわかっているけど)次行くときは1皿ずつのポーションを小さくしてもらおうかな。
 
またワンオペゆえ食べ終わるのに3時間。お腹を思いっきり空かせて、時間に余裕をもって訪れることをお勧めします。
 
 
Jour de Marche
新宿区四谷坂町12-11 BITEN 1F
050-5593-9584