11月生まれの3人でお互いにHAPPY BIRTHDAY
ランチメニューは3300/5500/7700円の3種類。TOP画像のお料理が目当てで、3300円のには入っていないので今回は真ん中の5500円のコースを事前予約。5500円でもメインに魚もお肉も入っていて結構ボリューミー。7700円はさらに前菜が増えるようで無理かなと。メインのお肉は2種類。和牛は2人からの注文、友人2人が豚を選んだので、自動的に私も豚に。
大地の恵み 40種類の湘南野菜
生、マリネ、調理したもの、1つ1つ手が込んでいて添えられたハーブ類やオリーブ・アンチョビ・胡桃でで来たパウダーなどとの相性もよく、野菜そのものが力強いから一口サイズなのにそれぞれの味と香りをしっかり感じ取ることができます
似たようなものを他のいくつかのレストランでも食べたことがあるけれど、ここのが一番美味しかった
冷前菜
赤ピーマン/里芋/ハガツオ/タイバジル
ウィスキーで燻製したハガツオ、赤ピーマン、タイバジル、セミドライトマト、カラマンシ―
ほんのりエスニックな香りを纏ったハガツオに、甘みの強い赤ピーマン、下には里芋のマッシュポテト。複雑な香り、味わいで美味しい。
塩パン
焼き立て熱々の小ぶりで固めの塩パンの美味しさに感動お腹がいっぱいになりすぎるのでいつもは我慢するけど、後ほど2つ目の塩パンをおかわりしました!これ、売ってほしいくらい。
スープ
さつまいも/マッシュルーム
美しいビジュアル!
安納芋の下にはパープルスイートという色鮮やかな紫色のさつまいも!生マッシュルームにかかっているのは香ばしい焼き芋パウダー。とてもなめらかな舌触りの濃厚なスープはとても甘くてまるでデザートのよう。2種類のさつまいも、生マッシュルーム、組み合わせによって一口ごとに味わい、食感が変わるのも楽しい。
2つ目のパンはお豆腐を練りこんだパン。中はふんわり柔らかいけど、外側はしっかりしていて香ばしい。パンが美味しいって幸せ
ふたりは1杯だけだったけど、私はこの後のお料理にワインなしなんて考えられず2杯目を注文。グラスで飲める白は2種類。フランスのシャルドネは飲んだことがあった銘柄だったし、この後の豚に合うかなとアルザスのこちらに。(アルザスの3星で豚×ピノグリのマリアージュの素晴らしさを体験したのが忘れられません。)
EDEL NATURE
注がれてナチュールワインと気づきました。(エチケットは遠くてよく見えなかった。)ピノブラン、リースリング、ピノ・グリ、ミュスカ、ゲヴェルツトラミネールとアルザスオールスターのブレンド。
黄桃やアプリコットなどのコンポートのような果実の香りに紅茶やはちみつのニュアンスも。嫌いなナチュール臭はなく(あとで調べたらビオディナミでした)、アルザスらしい白ワイン。
魚料理 キャベツ/黒鯛/トマト
ロールキャベツやキャベツでお魚を巻いたお料理はよくありますが、こちらは黒鯛の切り身をキャベツの間にミルフィーユ状に挟み、キャベツはくたくたではなく、まだ食感が残るくらいのフレッシュな感じ。キャベツの甘さ、自家製ベーコン、トマト、赤ワインビネガーが淡白な黒鯛に優しく寄り添い、さっぱり系で美味しい。ただ私にはちょっと塩が強く感じました。
江ノ電が近い!
肉料理
ラディッシュ/シャドークィーン/山口産むつみ豚 肩ロース ロースト
シェリービネガー、四川山椒、八角、ラディッシュの葉
メインの調理が終わった後はパティシエールの奥さまが厨房に入り、ご主人が交代でサービスを担当。ご主人はにこやかでサービスも向いているタイプ。
店名に野菜フレンチと冠する通り、どのお料理にも野菜がたっぷり。いずれも軽やかで美味しく、東京では考えられないコスパの高さも魅力でした
唯一残念だったのは奥様のサービス。詳細は省きますが、え?!と驚く応対が2回。本業がパティシエールだから接客は得意ではないのかも?と思っていたら、男性ふたり客とはにこやかに雑談していて、私たちとお隣の女性グループにはスマイルゼロの能面での塩対応
それでも美味しかったのでまた季節を変えて行ってみたい気がします。
野菜フレンチSUZU
鎌倉市腰越3-1-21 坂本ビル1F
0467-31-2506