ワインのプロである友人が持っているブルゴーニュの秘蔵ワインを持ち込んでワイン会をしようという話になり、それにふさわしい食事を提供してくれるのはここしかないと日本橋蛎殻町のAMPHYCLESを予約。双方のだんなさんも一緒に、4人でワイン会。この日が来るのをずっと楽しみにしていました音譜
 
 
GWに引き続き、2回目の訪問です。

 
 
 

 
 
この日は4人で貸切に。
 
 
真ん中2つが友人の2本、両脇2本は主役を引き立てる脇役として我が家が持ち込んだもの。(すべて事前にお店に送付)
 
 
ワインに合わせてシェフがこの日のお料理を考えてくださいました。
 
 
蒸し暑い日だったのでまずはグラスシャンパーニュを注文。気前よくなみなみ注いでくださり、さらに女性陣には追加で注ぎ、結局4人で1本分ドキドキ
 
 
鮑のブイイ
ブイイという料理はもう作られていないのですよ、とシェフ。かつて暖炉の上で固くなったパンをブイヨンで煮て作ったパンのおかゆのことだそう。
 
 
たっぷりのマルケのサマートリュフの下には島根県産黒鮑とパン。
 
 
サマートリュフの香りのいいことドキドキ鮑は柔らくて、でも弾力のある歯ごたえもあり、旨味が濃い。パンは噛むとじゅわっとブイヨンが口いっぱいに広がります。
 
 
自家製酵母を使ったパン
前回美味しくて次回はお持ち帰り分も注文しようと思っていたのに忘れてしまったのが悔やまれます。お腹いっぱいになっても食べ続けたくなる美味しさ。
 
 
オマール海老の温製
 
 
オマール海老はぷりぷりで甘く、ポルト酒、オレンジ、バターが入ったソースがとても美味しいドキドキ添えてあるのはプルピエ(アッケシソウ)
 
 
Jubilee Gewurztraminer 2002 Hugel & Fils
アルザスのHugelを訪ねた時に購入した1本。なかなか家ご飯には Gewurztraminerは合わせにくいのでずっとセラーに入れたままで、果たして飲める状態かわからないまま持ち込んだのですが(ダメだったらお店の白を開ければいいかなと思って)、これが素晴らしかったラブ
 
Jubileeは最良の収穫年のみHugelが所有する畑の最良区角の葡萄を使用しているだけあって葡萄が力強く、この色からもわかる通り状態は完璧。華やかな香り、きれいでまろやかな味わいが本当に素晴らしく、4人ともうっとりドキドキソースとの相性が抜群!
 
 
フランス産舌平目のボンヌファム
 
 
当時は肉の代わりとして考案されたお料理だったため、この厚み(食感)が必要なので、いわゆるドーバーソールと言われているこの舌平目が入荷した時のみ作り、日本の舌平目では作らないそう。←こういうシェフのお話がとても楽しい。
 
 
冬の仕立てにならないように、トマトなどを使っているためか軽い口当たり。肉厚の舌平目は確かに肉の代わりというのも納得。こちらにもトリュフがたっぷり。
 
 
MOREY SAINT DENIS 2006 Domaine Dujac
友人がセラーを整理していて赤だと思っていたら白だったことに気づいたというデュジャックの白爆  笑デュジャックの白は初めて飲みました。
 
 
 
フランス産仔鳩のショソン
こちらにもトリュフが添えられていてこの夜はサマートリュフ祭りとなりました爆  笑
 
 
ランド産仔鳩のもも肉のミンチ、胸肉、フォアグラ、水分を飛ばしたジロール茸を1枚のパイで包みこんだお料理。模様はカカオの粉で作っています。フレンチらしいしっかりしたメイン料理。私には若干重すぎて1/3は夫にパス。
 
 
付け合わせは2種類のズッキーニ、アスパラガス、とうもろこし。
 
 
Pommard Clos Blanc 1998 Albert Grivault
 
 
サントモール
 
 
山羊乳のチーズはあまり得意ではないけど、トルコのはちみつと一緒にいただくととても美味しく、またデザートワインにぴったりでした。
 
 
Chateau La Rame Reserve du Chateau 1998 Sainte-Croix-du-Mont
週末に時々車で遊びに行っていたフランス北部の酒屋さんでソーテルヌを探していた時に、サントクロワデュモンの甘口ワインも美味しいよとお勧めされ買ったもの。やはり家ではなかなか飲む機会がなく、セラーに20年近く放置。4人で飲むにはちょうどいい量で持って行ってよかったです。
 
次のお料理を説明するシェフをぱちり。
 
 
お口直し
マントバ産赤肉メロン 九州産マスカルポーネとポルト酒のゼリー
メロンは甘いだけではなくて旨味がありました。この組み合わせよかったな~。
 
 
桃とルバーヴのムースグラッセ
デザートに大好きな桃が出てきて嬉しいドキドキお口直しもこちらもデザートワインと一緒に楽しみました。
 
 
コーヒーと小菓子
ギモーブ、パートドフリュイ、ショコラ
もちろんこちらも自家製です。ワンオペでこなすシェフって超人です。
 
 
4人で5本。飲めるか心配だったゲヴェルツがとても素晴らしかったのが一番の驚き。開けてみなければわからないのが熟成ワインの楽しみの1つかも。貴重なワインを楽しむことができ、お盆休みのトリを飾る楽しい会でしたラブラブ
 
 
まだ我が家には生きているか死んでいるかわからない(笑)ワインがあり、また近いうちに第2弾ができたらいいなと思っています。