暑くなってくるとスタミナをつけに焼肉が食べに行きたくなる私。友人から恵比寿の焼肉 一七三の系列店が新しくオープンしたよと教えてもらい、行ってみました。
焼肉 一七三 向山は恵比寿駅から線路沿いの坂道の途中にある新しいビルの最上階。
焼肉 一七三本店はカウンター席のみの庶民的な大阪下町スタイルで気軽に上質な焼肉が楽しめるお店でしたが、別邸となるこちらはウッディな家具とコンクリート打ちっぱなしのモダンで落ち着いた大人の雰囲気。カウンター席とテーブル席、個室がありました。
1時間もすると若いカップルを中心に満席に。テーブルには予めおいていませんが、スタート時に紙エプロンがいるか聞いてくれます。
アラカルトもありますが、この日は一七三のおまかせ8800円を注文。
お通し
牛タントマト煮込み
和皿に洋風なお通しが意表をつきます。牛タンはホロホロと柔らかく美味しい
ひとり0次会でシャンパーニュを楽しんできていたので、お肉に合わせて早速赤ワインを。本店同様、ワインが充実しています。
Bourgogne COTE D’OR Domaine Jean Guiton
グラスでブルピノが飲めるのが嬉しい。
向山サラダ
海苔が入ったサラダはシャキシャキで新鮮。
キムチ
蓮根、枝豆、切干大根、葱と珍しい素材使い。ナムルと共に箸休めとして優秀。
ナムル
アスパラガス、紅芯大根、茄子とこちらもナムルとしては珍しい野菜ばかり。サラダ感覚で楽しめます。
薬味を巻いて。お肉がふわっと柔らかく、旨味が濃くて美味しい。
上タン
焼物1品目は色美しい上タン。
たれは右から辛子醤油、青唐辛子りんご酢、たれ。お肉が出てくるたびに合うたれを教えてくれます。
1枚目はお店の方が焼き方を説明しながら焼いてくれました。表面が汗をかいてきたようになったらすぐに裏返し、あっという間に焼き上がります。
もう裏返すの?と思ったけど、この通り美しい焼き色。青唐辛子入りりんご酢でいただきます。サクサクでジューシーで美味しい!2枚目は自分たちで焼きましたが、お店の方がお肉を鉄板に乗せたのをちゃんとチェックしていて、いい頃合いになると「もう裏返していいですよ」などと声をかけてくれるのがとてもありがたい
どうしても焼きすぎちゃうんですよね。
ハラミの塊焼き
大きなハラミの塊はお店の方が焼いてくださいます。
両面こんがりと焼いたら、一度お皿の上で休ませ、再度炙ってからキッチンでカットしてきてくれます。お肉を眺めながらワインをちびりちびり。
カットしたものを天板の上に戻し青ネギを乗せて完成
私たちは青ネギを選びましたが、ガーリックバター味も選べます。
上の写真はまだ葱を乗せている途中で、最後はハラミが見えなくなるほど。
辛子醤油でいただきます。表面がサクッと香ばしく焼かれたハラミは旨味が濃厚
葱と辛子醤油がさっぱりといい仕事してくれます。これは食べるべき1品。
厳選赤身2種 この日はイチボ塩、ランプたれ
イチボはジューシーで脂が甘い。
ワインとの相性もよく、2杯目。
ランプは赤身の旨味を堪能。
レバニラ こちらもお店の方が調理してくれます。
鉄板を天板の上に乗せ、その中にレバニラを投入。
じゅわ~とたれに火が入ったら出来上がり
ほとんど一瞬です。ほぼレアなレバーはとろり、これはお酒が進みます
焼きすぎちゃうとぱさつくので注意。
お肉の質が高く、半分以上はお店の方が焼いてくださるので美味しい状態でいただけ(本店もそうでした)、デザート、コーヒーまでこだわりが感じられて、満足感が高かった。コースは色々なものを楽しむことができ、ボリュームもしっかりあって男性でも十分な量だと思います。ナムルやキムチ、ハラミの塊やレバニラなど他店ではないようなお料理と目の前で焼いてくれるパフォーマンスもとても魅力的でした
気軽にモリモリは本店で、デートや女子会などは落ち着いた雰囲気の向山と使い分けするのがよさそうです。

















