オープン時から気になっていた元Blue Note東京総料理長のフレンチレストランChez Shimizuでランチおんぷ

 

 

ここは以前はロックバーで、2回ほど行ったことがあるけれど、すぐそばのBar Takayamaとは大違いで、居心地良くなかったからやっぱりねという感じ。その前はイタリアンだったかな。とにかく長続きしないロケーション。

 

と言っても諏訪山商店街はパンの名店クピドもあるし、奥沢駅からすぐ、自由が丘からも歩ける距離感なのでロケーションだけが理由ではないと思うんですけどね。

 
オープンした当初は3240円のコースだけだったけど、1800円、2700円の3種類になりました。
1800円 スープ、サラダ、メイン、プチデザート
2700円 アミューズ、前菜、魚か肉、デザート
3240円 アミューズ、前菜、魚、肉、デザート
いずれも食後のドリンクつき。
 
店内はカウンター8席、テーブル4席。この日は先客が2組、私たちの後に来た人たちの計4組8人のみ。カウンターを詰めれば座れたけど、その後来た人たちはお断りしていました。シェフひとりでオペレーションしているので自分でまわせる人数しか入れないのかもしれません。
 
このワインセラーはロックバーの時にもあったわね。
 
ワインはカラフェはなく、バイザグラスかボトルのみ。ということでアルザスのピノグリに。最初はおとなしいかなと思ったけど、こちらのパワフルなお料理に負けず、美味しかったです。
 
カウンター後ろには調理本がぎっしり。手にとりたくなるような興味深い本ばかりです。もちろんシェフがお勉強してきた本ばかりだそう。
 
魚、肉の両方はお昼には重そうだったので、どちらかを選べるメイン1種類の2700円のコースにしました。
 
アミューズは肉厚のスモークサーモン。ほどよくフレッシュでサーモン独特の臭みもなく、レモンとオリーブオイルとの相性もばっちり。
 
伊達鶏のバロティーヌ
フォアグラが入った伊達鶏のバロティーヌは巨大サイズで半分は夫に食べてもらいました。下に敷いたレンズ豆などのつけあわせも美味しい。
 
バゲットは軽めでサクサク。
 
豚バラ肉とソーセージ、白いんげん豆のトマト煮
夫のメインはお肉。お肉、ソーセージに白いんげん豆ってボリューミーすぎるでしょ!つけあわせの素揚げの里芋や白いんげん豆の味付けもとても美味しかった。
 
青森産オニカサゴのポワレ
私はメインにお魚を選びました。
 
オニカサゴのポワレだけでなく、細かい身をクリームコロッケにしたものも。つけあわせもとても美味しい。
 
 
ヨーグルトのブランマンジェと白桃のソルベ
お腹がはちきれそうだったけど、デザートはさっぱり系だったので完食できました。
 
ワインの話をしていたらシェフから赤ワインをごちそうになってしまいましたはーとっありがとうございます。
 
 
いまどきの軽やかなフレンチとは対極な骨太のしっかりしたお料理で、ワインもあっという間に1本空いてしまいましたプププッ

ボリュームがすごくて、メイン1種類のコースでも私は食べきることができず、夫に食べてもらったけど、女性同士だったら一番軽いコースで十分かも。CPよすぎ!

この場所は昔からお店が長続きしないけど、Chez Shimizuは定着してほしいな~おんぷ次回はディナーに伺います。
 
 
世田谷区奥沢3-36-11 キャッスル奥沢1F
03-6421-8233