加川です。
キセキノハナシです。
ちょっと昔話もします。
たまにふと事故当時の事を思い出します。
これは周期的にあり避ける事の出来ないもの。
当時の僕は自分で呼吸が出来ない。
気管切開した喉からの呼吸器で呼吸が出来れば幸せだった。
20分に1回ぐらいの吸引をしないと死んでしまう。
大袈裟ではない。
本当に何度も死にかけた。
食べる事も水を飲む事も出来ず管や点滴で繋がれ手はベッドに縛らてました。
ICUの病室から出るなんて事は夢でした。
と、まぁよくある闘病生活の話。
あぁ生きているだけでキセキだったんだなぁ~そんな事を思ってみたりする。
人と人が出会うというキセキ。
その出会った人が、仲間になったり、友達になったり、かけがえのない者になるというキセキ。
そのキセキはとてもお金で買えるようなものではない。
色んなキセキで今の自分は成り立っている。
事故が起きて良くも悪くも全てが変わった。
失ったものは計り知れない。
でも得たものも必ずあって、このでき事は自分に必要であったのだと考えるようにしている。
電動車椅子での生活になり電動車椅子サッカーに出会ったのもキセキの一部だろうか。
じゃあついでにもう一つキセキを作ろう。
今年の選手権で。
今は
そう思う。