Artist  Parliament

Album  Funkentelechy VS. The Placebo Syndrome (1977)

Genre   Funk

 

パーラメントらしい独特のアルバムタイトルで収録曲も個性的でリスナーを楽しませてくれる名盤だ。1977年にリリースされ、当時最先端のサウンドを導入し、群を抜いている。これまでのパーラメントは、宇宙空間を思わせるスペーシーなサウンドだったが、このアルバムでは、少し控えめである。その分ホーンセクションの割合が増え、温かみがあって、親しみやすく聴きやすいサウンドに仕上がっている。アルバム全6曲と物足りなさを感じるが、収録時間44分もあり、曲によっては、10分前後の曲もある。当時、稀に見ないこの自由なスタイルで表現するのは、パーラメントの凄いところだ。

 

1曲目 Bop Gun (Endangered Species) … 楽しそうなサウンドでテンションが上がり、みんなで盛り上がりたいパーティー向けサウンド。

2曲目 Sir Nose D’Voidoffunk (Pay Attention – B3M) … 緊張感あるイントロで全体的に渋カッコいい。

3曲目 Wizard Of Finance … 温かみあるサウンドで昼夜問わず、いつ聴いても落ち着く。

4曲目 Funkentelechy … 都会的なアップテンポのファンク

5曲目 Placebo Syndrome … リズミカルなホーンが特徴の温かみのあるノリのいいナンバー。

6曲目 Flash Light … ラストはパーラメントらしいファンクでキメてくれる。