Artist  Teddy Pendergrass

Album Teddy (1979)

Genre Soul

 

テディペンダーグラス ソロ3作目のアルバムで、自らのファーストネームをアルバムにタイトルにしているところから、彼の渾身の一作でであると窺い知れる。

テディのパワーボイスは、ソウルを歌えば更にムードが高まりシリアスの雰囲気を作り出し、バラードはパワーボイスの勢いで聞き入ってしまい、ディスコはアドレナリンが炸裂する。起用に歌い上げるオールラウンドのパワーボイスだ。アルバムの前半は、主にソウル、バラード、後半は、ノリのいいディスコ、ダンス曲で構成されている。各曲70年代らしいシリアスで硬派な雰囲気があり、テディの70年代の濃厚さを感じる最後のアルバムだ。

 

1. Come Go With Me・・・アルバムを代表する曲で涼しげなシリアスな雰囲気で大人っぽいバラードを歌い上げる。
2. Turn Off The Lights・・・ミディアムテンポでパワーがあり、開放感ある曲。
3. I'll Never See Heaven Again・・・フィリーソウル特有の情緒があり、休みの日にリラックスしている時に聴きたい親しみやすく落ち着いた曲。
4. All I Need Is You・・・パワーボイスありきの情熱的なバラードで切なく哀愁漂う曲。

5. If You Know Like I Know・・・メインストリートを闊歩したくなるようなディスコサウンド。
6. Do Me・・・イントロが、ドリフ「8時だョ!全員集合」におけるヒゲダンスのテーマ曲。志村けんはソウルミュージックをこよなく愛していたことによる経緯がある。曲は、ファンキーでノリのいいカッコいいダンスナンバー。
7. Set Me Free・・・ノスタルジーに浸りたくなる70年代の都会的雰囲気を感じるファンキーなナンバー。
8. Life Is A Circle・・・ラストを飾るディスコ全開で盛り上がるカッコいい曲。

 

 

 

 

 

 

 

 

Artist  Dreams Come True

Album  DREAMS COME TRUE THE ウラBEST! 私だけのドリカム

Genre  Pops

 

国民的大人気のドリカムは、ドラマの主題歌、CMソング等でタイアップされ、名曲が数えきれないほど多い。ラブソング、大人っぽいバラード、明るく親しみやすいポップソング等、幅広く、聴いていると元気になったり、楽しき気分になったりと多くのリスナーを魅了する。収録曲の「雪のクリスマス」、「7月7日、晴れ」等、タイトルに季節感を感じさせるところもドリカムの特徴である。TBS系の町中華で飲ろうぜのタイアップ曲の「うれしはずかし朝帰り」は、日常に溶け込んでいて共感する。

部屋でリラックスしたり、ドライブする時に何を聴くか迷った時は、ドリカムをチョイスすると間違いないだろう。ドリカムの入門的ベストアルバムは、「DREAMS COME TRUE THE BEST! 私のドリカム」があるのだが、すべての曲が誰もが知っていて、王道過ぎているので、ここは敢えてドリカムをもっと知りたい人向けに、「DREAMS COME TRUE THE ウラBEST! 私だけのドリカム」を紹介したい。ウラBESTは、3枚組で50曲、聴いたことがある曲が結構あり、ファンからの支持が熱く、決してウラとは思えない。吉田美和の張りのあるパワーある歌唱力による表現力と吉田美和と中村正人のソングライティングによる曲の完成度は高水準で名曲の多さに脱帽する。常に時代をリードしてきているドリカムは、日本を代表するアーティストだ。

 

【収録曲】
『WATASHI DISC』(Disc1) 

1. 雪のクリスマス
2. 7月7日、晴れ
3. go for it!
4. うれしはずかし朝帰り
5. 薬指の決心
6. a little waltz
7. LOVE GOES ON…
8. あはは
9. MY TIME TO SHINE
10. 銀河への船
11. いろんな気持ち
12. いつのまに
13. ラヴレター
14. 愛して笑ってうれしくて涙して
15. よろこびのうた
16. 夢で逢ってるから
17. 大っきらい でもありがと

『MIWA DISC』(Disc2)
1. POISON CENTRAL
2. TO THE BEAT, NOT TO THE BEAT
3. NOCTURNE 001
4. 2人のDIFFERENCE
5. Goodbye, Darlin'
6. ANOTHER JUNK IN MY TRUNK
7. みつばち
8. TORIDGE & LISBAH
9. どうぞよろしく
10. カノン
11. 高く上がれ!
12. 月光
13. SPOON ME, BABY ME
14. 4月の雨
15. そうだよ
16. しあわせなからだ
17. おやすみのうた

『MASA DISC』(Disc3)
1. LOVETIDE
2. SWEET REVENGE
3. IT'S SO DELICIOUS
4. さよならを待ってる
5. ESCAPE
6. i think you do
7. flowers
8. 週に1度の恋人
9. 雨の終わる場所
10. 嵐が来る
11. ROMANCE
12. なんて恋したんだろ
13. SWEET SWEET SWEET
14. MARRY ME?
15. CARNAVAL ~ すべての戦う人たちへ ~ -SINGLE VERSION-
16. PROUD OF YOU

Artist  The Police

Album   Outlandos D'Amour (1978)

Genre Rock

 

ポリスのデビューアルバムであるOutlandos D'Amourは、パンキッシュでかっこいい作品だ。この頃からポリス特有のレゲェやジャズの要素があり、ポリスのサウンドを実現している。Roxanne、So Lonelyといった名曲があり、ポリスを知るには欠かすことが出来ないアルバムだ。ポリスの特徴である歌い出しとサビの雰囲気が異なる演奏をすでにデビュー当時から実践している。ボーカル・ベースのスティング、ギターのアンディ・サマーズ、ドラムのスチュワート・コープランドといった演奏能力の高いプレイヤーがしのぎを削って個性を出していて、最強のスリーピースバンドの地位を確立している。

 

1       Next To You ・・・ 疾走感あるパンクはかっこいい。パンク特有の粗削りさはなく、形がくっきりしていて、完成度が高い。

2       Roxanne ・・・ ポリス初期の名曲。レゲエのリズムでジャジーな雰囲気。

3       So Lonely ・・・ 曲の歌い出しはレゲエで始まるのだが、サビはノリのいいアクセル全開ロック。ライブによって、アレンジが違うので興味があったら聴き比べてみよう。それほどの名曲だ。

4       Hole In My Life ・・・じっくりと聴かせる土臭いレゲエは激渋ナンバー。

5       Penuts ・・・ 全力でパンクをプレイし、ポリスの勢いは止まらない。

6       Can’t Stand Losing You ・・・ ミディアムテンポのレゲエロック。

7       Truth His Everybody ・・・ 疾走感あるオーソドックスなロック。

8       Born In The 50’s ・・・ アメリカンな感じがするストレートなロック。

9       Be My Girl ・・・ 途中に語りが入るコンセプト色がある。曲自体はシンプルで疾走感があり、口ずさみたくなる。

10    Masoko Tanga ・・・他の曲で感じることが出来ない曲で、サイケデリックまたはバンドの新境地を開いたかのようなロックでありながら不思議と聴きやすい。

 

ポリスのアルバムは、それぞれ個性があり、唯一無二だ。Outlandos D'Amourは、ロック色が強く、アグレッシブなサウンドを求める人には特におすすめだ。ロックアルバムとしても名盤中の名盤である。

Artist  Jorge Ben

Album  A Banda Do Zé Pretinho  (1978)

Genre MPB, Samba, Funk, Disco

 

ジョルジベンの音楽スタイルは、サンバ、ディスコ、ファンクをミックスさせたサウンドが特徴であり、当時、ブラジルの音楽シーンの先頭を切った作品だ。ブラジルならではのサウンドである。サンバの軽快で勢いのあるリズム、70年代のダンサブルなディスコサウンド、土臭いファンキーサウンドがそれぞれの曲に散りばめられている。MPBがベイスとなっているので全体的にポップで聴きやすく、ジョルジベンが得意のギターカッティングを披露する。ブラジルの音楽に興味がある人なら必聴だ。

 

1       A Banda Do Zé Pretinho ・・・ 勢いあるサンバでアグレッシブにきめる。

2       Troca Troca ・・・ 軽快なリズムでリオのビーチを散歩したくなる。

3       Bom dia, Boa Tarde, Boa Noite ・・・ 朝靄がかかった街がやがて晴れるような瞬間を想像したくなる。

4       Cadë O Penalty ・・・ サンバのエッセンスを加えたファンクサウンド。

5       Minha Estrela é Do Oriente ・・・ 地に根を張った土臭いサウンドがファンキー。

6       Era Uma Vez 13 Pontos ・・・ 軽快でノリのいいリズムはテンションが上がり、盛り上がる。カリオカの特権だ。

7       Menino Jesus De praga ・・・ フュージョンぽっさがあり、アーバンライクでありながらもサウダージを感じる曲。

8       Amante Amado ・・・ サイケデリックな雰囲気でノスタルジーに浸りたくなる。

9       Berenice ・・・ ジョルジベの持ち味が発揮されたギターカッティングとファンクスタイル。

10    Denize Rei ・・・ 哀愁感漂うバラードでシリアスな雰囲気を醸し出している。

11    Viva São Pedro ・・・ サンバとファンクとギターカッティングとバランスの取れた気で明るいブラジルらしいサウンド。

 

日本やアメリカ、イギリスの音楽では感じることが出来ない雰囲気なので、本場ブラジルのサンバサウンドを取り入れることで、ブラジル音楽の個性と強みが発揮される。

 

A Banda Do Zé Pretinho

 

Troca Troca

 

Bom Dia, Boa Tarde, Boa Noite

 

 

Era Uma Vez 13 pontos

 

 

 

 

Artist  R.Kelly

Album  Chocolate Factory (2003年)

Genre  R&B

 

2003年にリリースされたChocolate Factoryは、R.Kellyの5作目のアルバムで、甘くセクシーなR&Bと温かみあるアーバンライクなミディアムテンポの曲があり、R.Kellyの才能が発揮されたアルバムである。Ignitionは、週末の夜にまったりしたい時、Step In The Name Of Loveは、休みの日の午前に聴くと、より一層雰囲気が増す。00年代前半はネオソウルの全盛期でもあり、R&Bリスナーが洗練されたChocolate Factoryに嵌まるのは必然だ。

過去のソウルをリスペクトしつつ、最先端の音楽手法を加えたサウンドは、いつの時代でも受け入れられる。このアルバムの初回限定盤は2枚組であり、Disk 2のLovelandもアーバンライクなR&Bの良作揃いだ。00年代のR&Bで何を聴くか迷った時、完成度の高いChocolate Factoryは全曲クールにきまるので断然おすすめだ。この時代のR Kellyは、キャリアのピークであった。アルバムジャケットに描かれているイラストから特別なプレゼントを贈られた感じがしたようなイメージが想像できる。

 

Disk 1

1       Chocolate Factory ・・・ バウンド感があり、じっくりと仕上げたミディアムテンポのナンバー。

2       Step In The Name Of Love ・・・ 口ずさみたくなるリズミカルなナンバー。出かける時に聴きたくなる。

3       Heart Of A Woman ・・・ 哀愁漂う大人っぽいR&B。

4       I’ll Never Leave ・・・ ピアノのサウンドでアーバンライクなR&Bをスケールアップ。

5       Been Around The World featuring Ja Rule ・・・ ストリート感があって、濁声ラップのJa Ruleとの相性はグッド。

6       You Made Me Love You ・・・ ブルージーで渋いナンバー。

7       Forever ・・・ 深夜に聴くと雰囲気が増す往年ソウルミュージック。

8       Dream Girl ・・・ 浮遊感ある洗練されたR&B。

9       Ignition ・・・ 深夜、部屋でまったりしたい時に聴いたり、クラブでかかるとムードを高めてくれる。

10    Ignition Remix ・・・ リリース時、かかりまくっていたR.Kellyの代表作。アップテンポでテンションが上がる。

11    Forever More ・・・ ミディアムテンポのリズミカルでバウンド感ある洗練された都会的雰囲気のある曲。

12    You Knock Me Out ・・・ ライトファンクでノリがいい。

13    Step In The Name Of Love Remix ・・・ リミックスバージョンで多少音の幅が広がっている。

14    Imagine That ・・・ 曲自体は、これとなく展開はなくフラットに仕上がっている。

15    Showdown featuring Ronald Isley ・・・ 哀愁漂う緊張感ある曲。

16    Snake featuring Big Tigger ・・・ 東洋やラテンの要素がある多様なR&B。

17    Who’s That featuring Fat Joe ・・・ アップテンポの多国籍R&Bサウンド。

 

Disk 2

1       Loveland ・・・ アーバンライクな曲でオープニングを飾る。

2       What Do I Do ・・・ スピリチュアルでうまく調和されたR&B。

3       Heaven I Need A Hug ・・・ 哀愁、ほどよい甘さ、バランスが取れた完成度が高い曲。

4       The World’s Greatest ・・・ 流麗なサウンドのソウルバラード

5       Far More ・・・ 煌びやかでポップな感じが気分を爽快にさせてくれる。早朝のドライブにぴったり。

6       Raindrops ・・・ ドロップ感あるサウンドが心地よく、深夜にかけると雰囲気が増す。そして雨の日に聴くと苦にならない 笑

7       Apologies of a Thug ・・・ 明るめのストリート感ある曲でラストを締めくくる。