ルージュバックちゃんの有馬記念 | 思いつくままディーヴァちゃん応援ブログ

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レッドディーヴァちゃんで一口馬主デビューしてから、愛馬たちへの思いを、思いつくまま書き綴ってます。東京TC、キャロット、ローレル、バヌーシーのみなさま、よろしくお願いします♪また、生産牧場のアラキファームさん須崎牧場さん発田さんを熱烈応援してます!

ニホです~usa

クリスマスイブの日の有馬記念。
ルージュバックちゃんが出走しました。

たぶん、これがラストランです。

有馬記念では勝っても負けても、どうか悔いの無い走りを、と切に願っていました。

走り終わった後は、すっかり抜け殻です。
けど、いろいろな思いが巡って眠れませんでした。


無事に走り終わって良かったぁ。
引退はめちゃくちゃ寂しいなぁ…。
タイトル取らせてあげたかったなぁ…。
こんなにかわいい仔、もっともっとナデナデしたかったなぁ…。


かわいいルージュバックちゃんのお顔の写真をどうしても撮りたくて、パドックには午前中から張り付いていました。
さすがに最前列はもちろん、2列目までもシートでびっしり。

そんなパドックにルージュバックちゃんの登場です~。


やっぱり、相変わらずのかわいさですニコニコ


パドックの姿も見納めです~しょぼん


目が大きくてキラキラで、とっても美人ちゃんです!


周りは大きくて強そうな馬ばかりですが、これまでも、この仔はそんな中で頑張ってきました!


パドックは、いつものお二人さんでの二人曳き。


レースも見たくて、名残惜しかったけどパドックを早々に引き上げます。


でも、ふと気付くとグランプリロードがガラガラです。
レースはターフビジョンで見ることにして、グランプリロードに待機しました。
戻ってきたルージュバックちゃんの様子を近くで見たかったから。


レースはスタートに躓きます。
枠も不利だったので、これは万事休すです。

鞍上の北村宏司騎手は、ニホの愛馬たちに断トツ多く乗ってくれてることもあり、これまでずっと信頼してる安心の騎手です。

その北村宏司騎手がインに進路を取り、最後方で我慢のケイバ。
その位置からだと届かないと思いましたが、祈りながら見てました。

4コーナーからの追い出しや進路取りは見事でした。
狙ってたかのような、迷いの無い進路取り。

加速しながらぐんぐん抜かしてくるルージュバックちゃんを見て、涙が溢れて止まりません。

結果は5着。
北村宏司騎手は、ルージュバックちゃんの力を存分に発揮させてくれました。

もしかしたら、今までのG1レースの中で、一番強い内容だったかもしれません。


北村宏司騎手とルージュバックちゃんが戻ってきました。


無事に戻ってきてくれるだけでいいと思ってたけど、やっぱりすごい走りを見せてくれたことに感動しました。

厩務員さんも安堵の表情です。
そして、嬉しそうにしていました。

やっぱり北村宏司騎手が乗ってくれて本当に良かったですね!

ルージュバックちゃん、ケロッとした様子。
相変わらずかわいいです~ニコニコ


そんなルージュバックちゃんを、そばに来た天栄の場長さんが3度ほど撫でました。


この方が、愛馬にそういうことをしたのは見たことが無かったので、ルージュバックちゃんのことを労ってくれたことに感動しました。

大竹先生が持ってきた馬着を着せてもらいます。

ルージュバックちゃん、そんなにテンションも高くなく、落ち着いていました。

そして、これが間近で見れる最後の姿になるのかもしれません。

もっとゆっくりここに居て、と思ってましたが、行ってしまいました。


ルージュバックちゃん、お疲れさま。
帰ったらしっかりとケアしてもらってね。


大竹厩舎のみなさんや、牧場スタッフのみなさんの支えがあり、ルージュバックちゃんもそれに応えて頑張ってくれました。
無事に現役生活を全うしてくれるなんて、ホントに凄いことですよね。
ルージュバックちゃんには感謝の言葉しかありません。


ルージュバックちゃん、本当に本当にありがとう!



では、レース後コメントです。
次の仕事に備える、とありました。



12/24  大竹厩舎
24日の中山競馬ではゆっくりとしたスタートになり内に切り替えて後方から進める。溜めて仕掛けて直線でよく伸びたが5着。

「作戦はスタート次第だと思っていました。出られれば良い位置からの競馬をすることも頭にあったんです。ただ、前回の余韻なのか今回も後ろ扉を蹴っていたんです。何とか我慢はしてくれたのでしょうが、その影響から最高のスタートにはなりませんでした。それで瞬時に切り替えて内に潜ってロスをなくす競馬を選択しました。インから上げていくというのは難しかったですが道中のリズムは良く、捌きも上手くいきました。手応え的には全部交わすのではないかと思うくらいだったのですが…。この大舞台でいい仕事をしたかっただけに悔しいですが、馬は本当によく頑張って走ってくれたと思います」(北村宏騎手)

「雰囲気は良かったので祈る思いで送り出しました。最終的には北村に託してありましたが、ゲートが今回も良くなくて後ろの扉を蹴っていました。練習して確認した時は問題なかったのですが、前回、今回とレースでそうなってしまい、出る前に1回重心が後ろに下がるモーションが入ってしまうので速いスタートが切れませんでしたね…。ただ、そのケースも頭に入れていたようですぐに切り替えていましたね。早めにレインボーラインに内に入られたことで余計に腹をくくれたのでしょう。前に十分なスペースを確保でき、勝負どころでも窮屈でない形で仕掛けられていましたね。あれが窮屈な形からだとエンジンをふかしづらいということも北村の頭の中にあったようです。そして、スワーヴリチャードがモタれるということも頭にあったようで、直線ではそこを狙いに行ったそうです。内側に馬がいたのでルージュの進路が綺麗に開けるまでではなかったのでしょうが、そこを目掛けて伸ばしていったのは好判断でした。最後まで本当によく伸びてくれていて力が入りました。勝つことはできませんでしたが、ルージュの力を示すことはできたのかなと思うので、その点では嬉しくホッとする部分もあります。終わってみると色々と思うこともあり感慨深いですね…。今はレースを終えたばかりですから、この後の状態に異常がないか数日かけてよく確認します。ご声援いただきましてありがとうございました」(大竹師)

前走は消化不良で終わってしまった感がありましたのでその悔しい気持ちを晴らしてほしい、そして大仕事を成し遂げてほしいと期待して最後の大一番へ送り出しました。ゲートに関しては前回のように蹴ってしまって良いスタートを切ることはできませんでしたが、鞍上の冷静かつ大胆なリードにルージュバックが応えてくれました。最後は外からよく伸び前へと迫ってくれましたね。勝ち馬が逃げ切る展開でルージュにとっては厳しく辛いものがありましたが、勝ちに等しいくらいの走りを見せてくれたのではないかと思います。今後は次の仕事に備えることになりますが、その前にまずはレース後の状態をしっかりと確認していきます。




有馬記念、陣営のみなさんや現地観戦されたお仲間のみなさん、本当にお疲れさまでした。






※コメントは、キャロットクラブからの掲載の許可をいただいています。
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