
フィオーレちゃんの出産の日から、もう3週間過ぎたんですね~

月日が経つのはあっという間です。

きっと、かなり大きくなったんだろうなぁ~

さて、今回の北海道滞在は11日間でした。
出産に立ち会わせていただき、本当にカジさんご一家に感謝です~

愛馬の子供が産まれたのを見ることができた奇跡に感謝です~。
そして、こんなに長くお休みを取らせていただいた上司や職場の仲間にも感謝です。
とにかく、たくさんの感謝が詰まった11日間でした。
子供の頃以来ひさしぶりに見た白鳥のすごい群れ。

北国の遅い春の足音。

晴れた日は、日高山脈のパノラマ。

11日間、お邪魔にならないよう、少しでもみなさんのお仕事が軽減できるよう、
朝から晩まで、いろいろな作業のお手伝いをしてきました。
こんなニホでも、お役に立ったみたいで嬉しかったです。

ニホのおこなった作業は、1日3回のカイバ、放牧と集牧、馬房の清掃、
馬の手入れ、お産番、獣医さんの検診のための準備、牧草のカット、除雪、
それから3回の出産の手伝いや、3回の種付けの手伝い、町まで出てお買い物、
そういった作業を、滞在中毎日おこなってきました。

ホント、振り返れば、牧場のお仕事体験入門~みたいな経験だったなぁと思いました。
※牧場体験を受け付けてるわけじゃないのでお問い合わせしないでください~

これはエコー検査用の機械です。
受胎しているのが分かりました。
これからが楽しみですね~


ニホは乗馬を習っているので、馬はそれなりに扱えるんですが、
一度、馬運車に乗ってスタリオンに行く際に、母馬がテコでも動かなくなり、
ほうきでペシッとお尻叩いたら、ものすごい蹴りが飛んできたときは、
本気でぞっとしました…

※身体に蹴りは受けていません
それから、氷って、お馬さんにとって本当に危険なんだなぁって思いました。
わずかな氷でも、ツルッ!って滑ります。
昼間に雪が解けた後の水を、少しでも無くそうとしたんですが、
それでもわずかに残り、朝方は凍結します。
だから、放牧の際、曳いて歩くときは、かなり気を遣いました。
氷が張ってないほうへと誘導しなくてはならないからです。
でも、タロウちゃんのお母さんを、一度だけ、ツルッ!とさせてしまいました。
ホント、大事に至らなくて良かったです…

そんな中、馬をしっかり扱うカジさんの手腕には、ただただ尊敬です。
カジさんは、あの大きなトラクターや馬運車も運転しちゃうし、
産まれてくる命をしっかりと取り上げて対処したり、
テコでも動かなかったり、暴れたりする馬をきちんと制したりするし、
生半可な気持ちでは出来ない、命がけだけど、愛情に満ち溢れた
素晴らしいお仕事だと思うんです。
ともすれば、黙々とした作業になりがちですが、そんな中、一緒に作業をしていて
明るく場を和ませてくれたoyoyoさんも、本当に素晴らしい方だなぁって思いました。
特にお馬さんに対する愛情は、本当に素晴らしいです。
そんな現場を肌で感じて、微力だけど、しっかり誠意をもってお手伝いしてきました。
出産時期の牧場1日は、こんな感じ~でした。
基本的に、夜間ずっと出産馬房を監視
4時半~ 1歳馬の朝飼い
5時 繁殖牝馬の朝飼い(トネっ仔のいない母馬のみ)、1歳馬の放牧
5時半 トネっ仔のいる馬房の朝飼い、トネっ仔のいない繁殖馬の放牧
6時 トネっ仔と母馬の放牧
~9時 馬房の清掃
日中は、スタリオンに種付けに行ったり、細かい牧場作業
15時 トネっ仔と母馬の集牧、夕飼い
16時 繁殖牝馬、1歳馬の集牧&マシン運動20分
17時 獣医さんの検診の立ち会い
20時 夜飼い
おおまかにこんな感じでした。
11日間、長いようでしたが、本当にあっという間でした。

何より、笑顔でずっといられた11日間でした。

また、滞在中、いろいろな方たちとも知り合うことができました。

知れば知るほど、このお仕事がどんなに大変なものかも分かりました。
だから、愛馬への思いは、以前と少しだけ変わりました。

愛馬が大好きなのは変わらないため、どこが変わったのかはうまく言えませんが、
生産者さんや育成の方たちの思いや苦労が、愛馬への気持ちに大きくプラスされた感じです。
これまでは漠然と、「お馬さんたちは、いろいろな人の思いを背負って」という言葉を使ってきましたが、
現場を肌で感じ、しっかりと経験できたことによって、具現化された感じです。
だからこそ、本当に、みんなで喜びたいなぁって思いました。

ニホは、これからもアラキファームさんを応援していきます~

いつか、アラっ仔みんなで、涙流すくらいに大喜びしたいです~

11日間、本当に本当にありがとうございました
