うちの子(小5と小2の男の子)は二人とも学校に行っていない。
下の子は幼稚園の年少さんで不登園になり、上の子は小2で不登校になった。
二人とも小学校や幼稚園に行かないという選択をしたわけだけど、それは将来のことを考えてとかではない。
例えば、小学校の勉強なんて意味がない。俺は将来、起業して社長になるんだ!
とかいったことを考えてのことではない。
二人とも今を生き延びるための生存戦略として、不登園や不登校を選んだのだと思う。
言ってみれば生物としての本能に従ったと言える。
このまま学校や幼稚園に通い続けていたら、心や体が壊れてしまう。
今いる場所は危険だ。
と本能的に感じて、不登園や不登校になったのだと思う。
下の子が幼稚園に行き渋りだした時、無理矢理、車で幼稚園に連れて行っていたら、体にじんましんが出てしまったので、それぐらい幼稚園という場所は下の子にとって安全な場所ではなかったということだ。
だから、その後、上の子が学校に行きたくない、と言った時は、無理に行かせることはしなかった。
そして今は二人とも、家が安心・安全な場所となっている。
うちの子たちが取った生存戦略は今のところ、功を奏していると言えるだろう。
では、このまま学校に行かずに家にいたら、将来は本当に大丈夫か?という声があちこちから聞こえてきそうである。
それに答えるならば、将来は将来で、自分に最適な生存戦略を取るだろう、ということだ。
それは、必ずしも、1人前に仕事をして生きていくということとは限らない。
誰かの助けを借りながらでないと生きていけないかもしれない。
それでもいいのだ。
そういう生存戦略もあってよいと思っている。
だって、病気で働けない人は、誰かに頼って生きていかなければならないですよね?
そして、今は健康で仕事をしている人だって、上司のパワハラで精神を病んで、ある日、突然、働けなくなることだってあるかもしれない。
そう考えると、どんな風にでもいいから、とにかく生きていて欲しい。
と思える。
命を捨てるぐらいだったら、誰かに頼ってでも、命を守って欲しい。
本来、生き物って、そうやって、生き延びていくものだと思うので。
とまあ、色々と書いてみたけど、まだうちの子は小学生だから、この先どうなるかはまったくわからないけどね、、、😅
要はあまり将来のことを考え過ぎて、くよくよ悩まないことだよなあということが言いたかった。