立松和平『歓びの知床』1999・地球丸-和平さんの知床・知布泊での丸太小屋生活です | ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人)  

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 2020年5月のブログです

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 立松和平さんの『歓びの知床』(1999・地球丸)を久しぶりに読みました。

 面白かったです。

 今年の連休はコロナで県外に出かけられないので(県境で検問をしているニュースまでありました)、もっぱら読書三昧の生活。

 もっとも、じーじの場合、車中泊で旅行をしていても、人の少ないところで、景色を眺めたり、本を読んだり、ビールを呑んだりしているだけなので、家にいるのと同じなんですけどね…。

 さて、本書、和平さんの知床・知布泊での丸太小屋生活を綴っています。

 以前、この本を読んで、じーじも知床に小さいのでいいので、丸太小屋がほしいな、と思ったことがあったくらいで、あこがれの生活です。

 山荘のまわりでソバを育て、しまいには地元の友人たちと農業会社まで作ってしまいます。

 さらに、別の友人に頼まれて、毘沙門堂まで建立、和平さんはすごいです。

 しかし、メインはやはり知床の大自然。

 クマさんやシカさんとの生活がうらやましいです。

 シカさんは和平さんのソバを食べちゃったりしますが、さすがは和平さん、人間がシカさんのところにお邪魔をしているのだから、少しくらいはシカたない(?)、とおっしゃいます(オヤジギャグです、すみません)。やっぱり大物です。

 クマさんとのお話もたくさん。

 ニコルさんのクマさんとの体験談や大瀬さんという知床で有名な漁師さんのお話も出てきて、本当にうらやましいです。

 本を読んでいるだけで、シカさんやクマさんと一緒に生活をしているような、しあわせな気分になってしまします。

 このあと、おいしいビールを呑めば、これはこれで幸せなひと時が過ごせそうです。     (2020.5 記)