ウクライナ・ロシア・人々のちから(その2)-じーじのじいじ日記・セレクト | ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人)  

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 2022年3月3日の日記です

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 毎日、ウクライナのニュースを胸が張り裂けそうな思いをしながら見ている。

 その中でロシア軍に占領された地域の人々が、ロシア兵に、ロシアは帰れ!と強く抗議をしている場面が映った。

 ウクライナの普通のおじちゃんやおばちゃんが、武器を持たずに、ロシアの戦車の前に座ったり、寝転んだりして、抵抗している。

 下手をしたら、銃で撃ち殺されたり、戦車でひき殺されたりする危険もあるのに、すごい勇気だな、と驚嘆する。

 じーじだったら、できるかどうか、わからない。

 武力による侵略に、武力で抵抗する手段は、自衛権の発動や正当防衛として仕方ないのだろうが、一方で、占領された地域や武器を持たない庶民の場合には、武器を持たずに非暴力で抵抗をするという手段もあるかと思う。

 インドの独立運動を闘ったガンジーを思い出す。

 ニュースでは、困惑しているロシア兵の姿も印象的だ。

 良識のある普通の人々の勇気ある行動が大切だな、とつくづく思う。   (2022.3.3 記)

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 同日の追記です

 今日の朝日新聞の「天声人語」の記事がすばらしい。

 戦前の日本と満州国の関係に言及しながら、歴史の反復や歴史の教訓に学ぶことの大切さを述べている。

 名文だと思う。

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 2023年3月2日の追記です

 ロシア軍に占領された地域をウクライナ軍が取り戻した時、衝撃だったのはウクライナ人が虐殺されていた事実。

 無差別な虐殺だけでなく、反ロシア派の人たちが拷問をされたり、殺されたりしていたようで、こういうことは戦争につきものだとはいえ(昔の日本軍も中国や東南アジアでやっている)、やはりショックなできごとである。

 戦争というのは人々を狂気におとしいれるものだと改めて思うし、どのような理由があれ武力侵略は許されないものだと思う。    (2023.3.2 記)