国家と国旗・国歌の関係、そして戦争-じーじのひとりごと | ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人)  

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 2017年のブログです

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 アメリカで国旗・国歌に対する姿勢が問題になっています。
 トランプ大統領が、彼独自の愛国観を国民全体に押し付けようとしたことが発端です。
 もちろん、国旗と国歌が国を象徴するものとして大切なのは理解できますが、力づくで従わせるようなものなのでしょうか。
 国家だって、時には間違った政策を行なうことがあります。
 いろいろ理屈をつけて他国を侵略することもあります。
 そんな時に、そういう政府に反対し、他国を侵略する軍隊への徴兵拒否や他国民を殺すことを拒否する自由は認められるべきでしょう。
 そうでないと、他国を侵略する政府が倒れるまで、国民は他国の人々の殺人を続けなければならなくなるのですから…。
 そういう意味で、国民には、今の政府や国家に反対し、異議を示す権利と自由が保障されることが、民主主義の基本となります。
 政府や国家の政策を力づくで押し付けてはならないですし、国民が反対したり、異議を唱える自由を保障しなければなりません。
 そういう民主主義の基本を理解していない政治家が偉そうにしている国はたいへんなことになります。
 日本の政治家も憲法改悪を唱える前に、民主主義の基本をもう一度勉強する必要がありそうです。 

 そして、日の丸や君が代をアジアの人たちがどう感じているのか、どう思っているのかを考える必要もありそうです。    (2017.10 記)

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 2021年春の追記です

 香港やミャンマーの様子を見ていると、国家権力の横暴ということが人ごとではないな、と思い知らされます。    (2021.4 記)

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 2022年春の追記です

 ロシアがウクライナに侵攻し、悲惨な戦いが続いています。

 ロシアの若い兵隊さんの心境はどうなのでしょうか。     (2022.4 記)