精神科デイケアのテニスグループの活動に参加して-精神科デイケアで考える | ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人)  

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 2014年のブログです
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 精神科デイケアのテニスグループの活動に参加させてもらっています。
 テニスは50歳くらいからしばらくスクールに通っていたので、なんとかなるかなと思っていたのですが、何年かのブランクの影響は予想以上に大きく、ゲームでは足ばかりドタバタさせて、あやうくころびそうになったりしました。
 スタッフもそんなじーじを心配してか、最近は初心者のメンバーさんの練習相手を命じられて、毎回、初心者のメンバーさんを相手にショートラリーの練習をしています。
 しかし、ここがじーじの非凡なところ(?)。
 教えることこそ、学ぶこと、という昔のことわざを思い出して、毎回、正確なボール出しと返球を心がけて精を出しています。
   これは昔も職場の若い初心者相手に経験があるのですが、全くの初心者に返しやすいボールを打つことは自分のコントロールをつけるには一番の練習になります。
 デイケアのみなさんも若い人ばかりですので、返しやすいボールを出していると、みるみるうまくなってきます。
 その成長の速さにはびっくりさせられますし、年よりのじーじにはまぶしいかぎりです。
 時に疲れると、若い上手なメンバーさんに練習相手を変わってもらいます。
 上手なメンバーさんも初心者のメンバーさんを教えることで、教える喜びを経験してもらえれば、それもとても大切な経験になりそうです。
 たまには、初心者のメンバーさんもゲームにも参加できるようになって、みなさん、テニスの面白さと奥深さを楽しんでいるいるようです。
 じーじもメンバーさんも、みなさんのナイスプレーにはおおいに称賛をし、惜しいプレーには本当に残念がります。
 いずれにしても、メンバーさんの輝く笑顔がとても素敵です。
 テニスがメンバーさんのこころの「窓」になっていることが実感できます。
 じーじもボランティアとして、なにができるのか試行錯誤の日々ですが、これからも楽しみながら、やっていきたいなと思っています。  (2014 記)

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 2019年1月の追記です
 新しいメンバーさんが参加されました。
 それでじーじが練習相手に。
 右へ、左へと、大変でしたが、ラケットにうまく当てています。
 あとはコントロール。ボールのコントロールは生活全般のコントロールに通じそうな気がします。
 だんだんうまくなるメンバーさんを見ていると、こちらもうれしくなります。
 頑張れ、メンバーさん!そして、じーじも…(?)。  (2019.1 記)