月盤凶方で出て、吉方で戻ることで、
「要らないものを根こそぎ取り去ってくれる」と先生から教えていただいた。
その言葉をどう受け取るかは、人それぞれだと思う。
私はそれを、結果を操作するための方法としてではなく、
自分の中に残っている不要なものに気づくための一つのプロセスとして捉えている。
そもそも今回、月盤凶方で出ると決めたのは、何かを得るためでもうまくいかせるためでもない。
当然だけどまだ結果はわからない。
ただ、選択をする時点で、自分の中にある反応や抵抗、思考の癖のようなものが浮かび上がってくる。
それ自体がすでに観察対象になっている。
そういう意味でも、気学は結果だけを見るものではなく、
選択した時点からすでに流れが動き始めているものだと感じている。
ここでひとつ、前提として整理しておきたいことがある。
月盤凶方で出ることが良いか悪いかは、一律に判断できるものではない。
仮吉方と吉方移動ではそもそもの前提が異なる。
同じ「月盤凶方」という言葉でも、
どの条件のもとで使われているかによって意味は変わるため、そこを混同してしまうと本質からずれてしまう。
大事なのは「使える・使えない」という単純な話ではなく、
どの前提の上でその理が成り立っているかを丁寧に見ることだと思っている。
自分に都合の良い解釈をしないこと。
この考え方は、村山気学の中でも大切にされている部分のひとつだと思っている。