ランチしようと両親に提案したお店が、まさか昔の職場の真隣だったとは。
一年足らずの期間働いた場所ですが、ここでの学びはとても濃かった。
グミ(個人的愛称)での日々は辛かったけど美しくもありました。
長男出産前の臨月に退職しました。
私が辞めてしばらくして倒産しましたが建物は残ってます。
なんというか無意識にデリカシーのない人も多くて、泣きそうになったこともしばしば。
妊娠中の私の目の前でタバコをスパスパ。
お腹が大きくて何度も立ち上がるのが辛くても
「ちょっときて」
「これやっといて」
「あ、それからこれも」
そのたび数分おきによっこらしょ。
「そっちが仕事持ってこいや」
とも言えなくて。
とある従業員の借金の取り立て電話はしょっちゅうで、私は居留守門前払い係。
ずるいよね、事務員を盾にして
本人が出ろよ、って話だ。
お相手は毎回色んな個人名でかけて来ますが、電話口でその筋の人からの電話だとわかっちゃいます。
事務所には女子が私1人しかいない時間も多くて、セクハラまがいの会話もしょっちゅうだし。
あかん、あかん、ここにいたら
胎教的にやさぐれる
そういう人たちが事務所に居ると超面倒くさいんだけど、現場作業に出かける姿はめちゃくちゃカッコよく感じました。
大きな重機とか操縦してるのを見ては
「遠くから見るのがちょうどいい。事務所になるべく戻ってくるな」
と心の中で思ってました 笑
夏場の日に焼けた腕筋とかヤバいっしょ
元気で留守がいい
向かいの席の少し年上のお兄さんだけが癒しの存在でした
紳士で優しくて仕事もデキる感じ。
気さくなお兄ちゃんという感じで、たくさんお話もしました。
ある日の会話
私が夢に出てきたみたいです。
「えー、変な事してませんでしたか?」
めちゃ狼狽えながら
「してない、してない、断じてしてない」
そこでハッと私の言い方がおかしかった事に気づいて
「ち、違うの、そうじゃなくて、夢の中の私が暴れたり暴言吐いてたらイヤだなと思って」
と、可笑しな取り違えに苦笑い。
彼の仕事なら喜んで〜、だけど自分で出来るからまぁ殆ど私に頼んで来ないんですけどね。
ちょい癖ありでしたが悪い人たちではなかったので、なんとかやっていけた気がします。
と、懐かしいの職場の思い出を綴ってみました。
いつか記憶が褪せて消えてしまう前に