グミの懐かしい記憶 | プチ現実逃避カメラ

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私の成長記録です

ランチしようと両親に提案したお店が、まさか昔の職場の真隣だったとは。

一年足らずの期間働いた場所ですが、ここでの学びはとても濃かった。

 

グミ(個人的愛称)での日々は辛かったけど美しくもありました。

 

長男出産前の臨月に退職しました。

私が辞めてしばらくして倒産しましたが建物は残ってます。

 
前任のお姉さんは早く去りたかったのか、引き継ぎ1週間で退職。
仕事わからなくても誰にも聞けません。
が、彼女の仕事が素晴らしかった。
彼女が残してくれたデータの中にはテクニックがたくさん盛り込まれていたおかげで、私は独学でExcelを修得できました。
 
事務所にいる男性は殆ど営業と現場監督で、その人たちの事務仕事を手伝うのが主な仕事。

 

なんというか無意識にデリカシーのない人も多くて、泣きそうになったこともしばしば。

 

妊娠中の私の目の前でタバコをスパスパ。

お腹が大きくて何度も立ち上がるのが辛くても

「ちょっときて」

「これやっといて」

「あ、それからこれも」

そのたび数分おきによっこらしょ。

「そっちが仕事持ってこいやムキー

とも言えなくて。

 

とある従業員の借金の取り立て電話はしょっちゅうで、私は居留守門前払い係。

ずるいよね、事務員を盾にして

本人が出ろよ、って話だ。

お相手は毎回色んな個人名でかけて来ますが、電話口でその筋の人からの電話だとわかっちゃいます。

 

事務所には女子が私1人しかいない時間も多くて、セクハラまがいの会話もしょっちゅうだし。

 

あかん、あかん、ここにいたら

胎教的にやさぐれる笑い泣き

 

そういう人たちが事務所に居ると超面倒くさいんだけど、現場作業に出かける姿はめちゃくちゃカッコよく感じました。

大きな重機とか操縦してるのを見ては

「遠くから見るのがちょうどいい。事務所になるべく戻ってくるな」

と心の中で思ってました 笑

夏場の日に焼けた腕筋とかヤバいっしょ飛び出すハート

元気で留守がいい照れ

 

向かいの席の少し年上のお兄さんだけが癒しの存在でしたラブ

紳士で優しくて仕事もデキる感じ。

気さくなお兄ちゃんという感じで、たくさんお話もしました。

ある日の会話

私が夢に出てきたみたいです。

「えー、変な事してませんでしたか?」

めちゃ狼狽えながら

「してない、してない、断じてしてない」

そこでハッと私の言い方がおかしかった事に気づいて

「ち、違うの、そうじゃなくて、夢の中の私が暴れたり暴言吐いてたらイヤだなと思って」

と、可笑しな取り違えに苦笑い。

彼の仕事なら喜んで〜、だけど自分で出来るからまぁ殆ど私に頼んで来ないんですけどね。

 

ちょい癖ありでしたが悪い人たちではなかったので、なんとかやっていけた気がします。

 

と、懐かしいの職場の思い出を綴ってみました。

 

 

 

 

 

いつか記憶が褪せて消えてしまう前に