№49 ニノ + サトシ 「赤ずきん」 画用紙・水彩
ラッカムの「スリーピング・ビューティー」の時に
おとぎ話シリーズなんて、良いんじゃないでしょうか?
赤ずきんとか、白雪姫とか・・・という方がいらっしゃって。
なるほど!赤ずきんと聞いては黙っていられないぞ、と
「赤ずきん」を名乗る者として思ったわけです。
「赤ずきん」は、私にとってはすご~く妖しい香りがするお話。
結局、カワイコちゃんは寄り道なんかしてると、悪い男に目を付けられるよ。
気を付けて!って話ですよね。(あれ?違う?)
目を閉じれば、暗い森の緑の中に鮮やかな赤が浮かび上がる。
色々な挿絵を探しましたが、ピッタリくるのが無くて、
オリジナルで描きました。
狼役は、悪そうな大野さん。
赤ずきんを、どうぞ召し上がれ。
:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-
ここから絵に関係ない話。
アメブロに登録するとき、
ニックネームを求められて悩みました。
で、これまでの人生でついた、一番かわいいあだ名を採用。
私、小6の6月という なんとも中途半端な時期に
事情があって、ちょっと特殊な学校に転校しました。
そこには5人の体育教師がいて、(うち一人は女性)
始めて登校した私の、体位測定をしてくれました。
短めマッシュルームヘア、
青地に白で「56」と大きく描かれたTシャツ、
水色の太もも丈の半ズボン といういでたちの私。
前の学校では一番のチビでガリガリ。
体育の先生5人と私だけの保健室で、
ひとしきり測定をした後、
一番年長の、といっても今思えば40代くらいの男性教師が
私の半ズボンの裾を引っ張りながら言いました。
「お前、女みたいなズボン穿いてんな。」 (・∀・)
だから、言うしかありませんよね。
「だって・・・。私、女だもん。」 (´_`。)
そしたらね、そこにいた5人が5人とも、
「「「「「えぇ~~~っ!!!」」」」」 (゚Д゚) (゚Д゚) (゚Д゚) (゚Д゚) (゚Д゚)
って。
もちろん、その後、平謝りに謝られましたよ。
正直に言えば、男の子に間違われることは、たまにありました。
18歳になっても、中学生男子と思われて、
ゲームセンターのおばさんに
「中学生は5時までだよっ!」って言われたり。
20歳で彼氏と公園で昼寝してたら、
「やだぁ~、ホモのカップル~。」って言われたりね。
でも、その年長の先生は、とっても反省して、
私に気を使ってくれたんでしょうね。
旧姓が「赤」で始まるところから、
「赤ずきんちゃん」という、可愛いあだ名を私につけて、
私が学校を去るまでの2年間、呼び続けてくれました。
フルネームよりも長い、このあだ名で私を呼ぶのは
後にも先にも その先生ただ一人でしたが。
ありがとね、先生。(*´ω`*)